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宮崎屋 養肝漬 伊賀の特産の一つである宮崎屋の「養肝漬」は長い歴史をもっています。そんな「養肝漬」を紹介します。
2003.1掲載


宮崎屋の「養肝漬」の紹介◆


養肝漬 「養肝漬」とは伊賀の特産「伊賀白瓜」の芯を抜き、刻んだしそ、生姜、大根、胡瓜等を詰め、たまり醤油に2年間しっかりと漬け熟成されたお漬物です。
「養肝漬」は、「肝を養う」という意味合いをもっており、始まりは「武士の肝玉を養う為に作られた」と言われています。昔は家庭でもこのお漬物は作られており、その家々のオリジナルがあったと言いますが、現在では養肝漬を製造、販売しているのは伊賀地区では宮崎屋さんのみ。
添加物などは一切使わず2年間漬け込むという、時間の長さが生み出す本物の味を楽しめる漬物なんです。


宮崎屋 店舗
桶
宮崎屋さんの創業は慶応元年で、現在の店主で6代目になります。
「養肝漬」は、明治初期より使い続けているという約3,5トンの巨大な桶で手間暇惜しまず2年間という歳月をかけて作られます。
「時代と逆行した作り方なので、一時は生産し続ける事を疑問に思った事がありますが、こんな時代だからこそ、本物の味を食べて欲しかったので、作り続けております。」と6代目宮崎さん。また「一つの文化として『養肝漬』を受け継ぎ、文化、伝統を伝えていくのが仕事です」と熱い思いを語っていただきました。
養肝漬を作り続けていくことが、伊賀の名産、そして文化を守っていく事になるのです。また、宮崎屋さんでは漬け込み蔵の見学を行っており、実際に明治からの巨大な樽を見る事ができます(要予約です)。
文化ともなっている名産の製造過程を是非一度覗いて見てください。


◆宮崎屋  上野市中町3017
 TEL 0595-21-5544

2003.1掲載
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各お店にお問い合せ下さい。