[2000年の釣果]
2000.4.8
一年ぶりのホームリバー釣行、午前6時30分入渓。くもり。今年初めての釣行だったので、少し緊張していた。また解禁日
より時間がたっているので、もうほとんど残っていないだろうと思いつつも、淡い期待を持っていた。先行者は無かったが、
前日につけられたような足跡があり、憂鬱になったがロッドを振り続けた。全く反応は無かったが、20分ほどしたころ、緩い流れ
に無造作にフライを投げると「カポッ!」と出た。あまり大きくはないが、17cmくらいで放流魚であった。それでも今年初のアマゴに感謝感激して、じっくり眺めてからリリースした。そのあとも緩い流れを中心に5〜6匹(サイズはいまいちだが天然もの含む)
をあげて、初釣行にしてはまずまずの結果に一応満足した。よーーーし!今年も頑張るぞ!
2000.4.15
ホームリバー釣行、午前6時10分入渓。くもりのち大雨。結構早く着いたのに、もう釣っている人もいるので驚いた。また先週の
初釣行でいつも行くなかなかのポイントが、昨年夏の豪雨の時の土砂崩れ復旧工事のため砂がかなり出て、川が本来の姿に戻る
にはかなりの時間がかかるだろうと思っていた。案の定、反応はすこぶる良くない。またたまに出ても全くフッキングの気配もなく
あわせとともにフライが返ってくる。このような状況にいつもの支流をあきらめ別の支流へ早々に移動した。しかし、ここでも
反応は良くない。「今年初のボウズか?」という不安が頭をよぎったが、しょうがない。そうこうするうちに、いつも結構大物の
いるポイントに来た。あきらめムードの中、遠投でフライを流した。少し流れて「カポッ!」と出た。結構な引きだ。「よし!」
と思った瞬間、スッとフライが飛んできた。「クッソーー!」と思わず声が出た。しかし、そのあと残り少ないポイントで、
立て続けにアベレージサイズ(ヒレピン天然)のパーマークのきれいなヤツが5匹釣れた。ということで何とか満足して大雨の中帰路についた。
2000.6.10
ホームリバー釣行、午前6時10分入渓。この日は後輩のK氏も初めてホームリバーの釣行に同伴した。雨のあとでコンディションは
絶好。しかし、私には「K氏に初アマゴをGETさせる」という使命もあった。まず一匹を釣ってもらうため、いつも結構魚が出る
ポイントから入った。が、K氏にはまだサイドキャストが出来なかった。取りあえず練習もかねてキャストを繰り返したが、フライが
なかなか思うところへ落ちない。そうこうしながら遡行しているうちに、K氏が「ここは投げられない」というところで、私がキャスト
した。すると派手なアタックでは無かったが、写真の1尾が出た。K氏に十分天然アマゴの優雅さを眺めてもらいリリースした。
その後、ポイントの選択方法、そのポイントにあわせたキャストの仕方、ナチュラルドリフトのさせ方など、フライ釣行2回目の
K氏にアドバイスをしながら進んだが、残念ながら初アマゴをGETすることは出来なかった。次は釣れるよう頑張りましょう!
2000.6.24
ホームリバー釣行、午前6時20分入渓。梅雨にもかかわらず、あまり大量の雨が降らないため水量は平水程度。いつものブッシュ下
から入ったが、あまり反応は芳しくない。やはり上流部の土砂崩れ復旧工事のためか?早々にいつもの支流をあきらめ、別の支流へ
移動した。ここで、今まで入ったことの無かった下流から入った。この支流はもともと、それほど魚のいない支流だったので、
期待はしていなかったが、その予想通りだった。順次釣り上がると上流に近づくほど、反応が良くなってきて、ポツポツ釣れだした。
ほとんど上流域の禁漁区近くまで来たとき、立て続けに20cmオーバーサイズ(この川では大物)を2回フッキングしたが、痛恨のバラシ。
大物の口は硬いので、しっかりしたフッキングの必要性を再認識した。でもその間にも、アベレージサイズが結構釣れたので、
満足して帰路についた。(写真真ん中の流芯で、まあまあサイズキャッチ)
2000.6.29
たまたま休日出勤の振替休日で、ほぼ一年ぶりの天川釣行、午前5時30分入渓。前日の大雨で大増水。どの支流を見ても、ほとんど釣りになりそうなところは無かった。でも一年ぶりなので、このまま帰るわけにはいかない。そこで小さな支流に入った。流れが非常に速いため、石裏の鏡しか攻めるポイントが無い。小さな鏡にエルクヘア#16を投げた。いきなりパシャと、15cmのイワナが出た。大きくはないが、一年ぶりのイワナに感動しさらに進んだ。そのあと結構アタックはあるが、ランディングまでなかなかいかない。大物も2匹逃がしてしまった。ちょっと焦っていたとき、これも小さな鏡から写真の23cmの、ちょっとやせたイワナが出た。結構な引きを堪能した。その後、日も高くなり結構厳しい状況が続いた。結局、そのあと写真の22cmのアマゴを追加して、結構粘ったが、午後4時に納竿。一応、イワナの顔が見れたので、満足して帰路についた。
2000.7.15
久しぶりのホームリバー釣行、午前6時00分入渓。空梅雨気味の天候で、水は少ない。あまり良い状況とは言えないが、いつもの
場所から進んだ。予想通り、反応は渋い。しかし、一匹だけ小さなニジマスが出た。多分下流の釣り堀から逃げてきたものだろう。
反応はすこぶる渋いので、いつもの支流は早々に切り上げた。別の支流へ移動したが、ここもやはり水は少ない。
あまり期待は出来そうにないが、仕方なく進んだ。上流に近くなるにつれて、所々でまずまずの反応が出始めた。もうそろそろ終わりかな、
と思ったとき、流芯奥の流れが巻いている小さなポイントから、24cmの丸々太った天然アマゴが出た。さすがになかなかの引き味だった。
この一匹で大満足し、少し早かったが納竿し帰路についた。
angler@ict.ne.jp
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