ふるさと会館いが  
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優秀映画上映会

@10:30〜12:00 
  ☆沓掛時次郎遊侠一匹 【1966年東映(京都)】
  [原作]長谷川伸 [脚本]鈴木尚之・掛札昌裕 [監督]加藤泰]
  [出演者]中村錦之助、池内淳子、中村信二郎、東千代之介、弓恵子、岡崎二朗、渥美清
 大衆文学の雄である長谷川伸の諸作品は「股旅映画」の原作となっているものが多い。
この「沓掛時次郎」も戦前からたびたび映画化されており、異題も含めて8本の作品を数えることができる。
中でも、戦後で4作目に当たるこの作品は、屈指の名作として知られている。気のいいヤクザ、身延の朝吉(渥美清)、ヤクザ志望の若
者、昌太郎(岡崎二朗)のエピソードや迫力ある殺陣シーンなどに「やさしさと怒りの世界」と評される加藤泰監督独自の世界があらわれ
ている。 当初加藤は脚本家(鈴木尚之・掛札昌裕)による、原作には登場しない人物の設定に戸惑ったともいわれているが、この二人
の存在が物語をより陰影の深いものにしているといえるだろう。
  彼は「時代劇映画の巨匠」と言われた伊藤大輔の門下、大衆的な物語を特徴的なロー・アングルで撮影し、豊潤な映像世界を作り上
げた。主演の中村錦之助は、1950年代半ばから東映時代劇で活躍した大スター、幅広い芸域と鮮やかな口跡で数々の名作に出演し
ている。



A13:30〜15:19 
  ☆人生劇場 飛車角と吉良常【1968年東映(東京)】 
  [原作]尾崎士郎 [脚本]棚田吾郎 [監督]内田吐夢
  [出演者]鶴田浩二、高倉健、若山富三郎、藤純子、中村竹弥、大木実、天津敏、遠藤辰雄、松方弘樹、左幸子、辰巳柳太郎
  尾崎士郎の名作として知られる「人生劇場」のうち、特に「残侠篤」に焦点を絞って、巨匠内田吐夢監督が演出した作品である。
青春の悩み、男女の愛憎、男の侠気、巡り会いなどを描いたこの小説は、きわめて映画的な題材であり、これまでにも14回にわたり画
化されている。内田自身もすでに1936年に「人生劇場 青春篤」を発表、評価を得て、その年の「キネマ旬報」ベストテン第2位を獲得して
いる。題材としては2回目の挑戦であったが、中心となるのは青成瓢吉や彼をとり囲む文学の世界の人間たちではなく、飛車角や宮川、
吉良常といった侠客たち、おとよ、お袖といった底辺を生きる女たちである。
  本作の製作された時期、「任侠映画」と呼ばれる一連の作品群が量産され、大衆的な人気を集めており、この作品もその一本として
企画されたものである。とはいえ、個々の演出は力感と格調にあふれており、ラストシーンに立ちのぼる霧などに付加されたイメージは
内田作品以外の何ものでもない。今からふりかえれば、鶴田浩二、若山富三郎、藤純子、高倉健などこのジャンルにおいて一時代を
画した俳優達が、そろって出演している点も意義深い。 「キネマ旬報」ベストテン第9位。



B16:00〜17:34 
  ☆悪名【1961年大映(京都)】 
  [原作]今東光 [脚色]依田義賢 [監督]田中徳三
  [出演者]勝新太郎、田宮二郎、中村玉緒、水谷良重、中田康子、千葉敏郎、永田靖、山茶花究、阿井美千子、倉田マユミ、藤原礼子
  喧嘩は強いが情けに弱い、痛快無類の好男子、八尾の朝吉(勝新太郎)の活躍を描いた娯楽映画。
威勢のいい河内弁と激しいアクションで話題を呼んだ。今東光の人気小説を大映京都撮影所のスタッフ・キャストが見事なチームワー
クで映画化している。監督の田中徳三、脚本の依田義賢、カメラの宮川一夫、美術の内藤昭、照明の岡本健一、録音の大谷巌らは、
日本映画の巨匠として知られる溝口健二監督の諸作品を支えた一流のスタッフである。セット、照明、撮影のコンビネーション、画面の
隅々まで行き届いたその技術力を堪能することができるだろう。撮影所という夢の工場が十分に機能していたことができる一篤でもあ
る。モートルの貞を演じた田宮二郎と勝新太郎のコンビも絶妙で興行的にも大ヒット、本作以降シリーズ化されて大映では15本製作さ
れた。そのほとんどの脚本を手掛けた依田義賢によれば、物語はある時期からは原作を離れ、シナリオ作家の創作だったとのことで
ある。



C19:30〜20:41 
  ☆嵐を呼ぶ男【1957年日活】  
  [原作・脚本・監督]井上梅次 [脚本]西島大 
  [出演者]石原裕次郎、北原三枝、金子信雄、芦川いづみ、白木マリ、青山恭二、小夜福子、笈田敏夫、岡田真澄、市村俊幸
  実兄、石原慎太郎の小説を映画化した「太陽の季節」(1956)でデビューした石原裕次郎は、中平康の「狂った果実」(1956)や田坂具
隆の「乳母車」(1956)など新鋭、ベテラン監督の話題作に出演し、着実にスターの道を歩み始めた。港町を舞台にした「俺は待ってるぜ」
(1957、蔵原惟繕監督)では、<ここではないどこか>を求める孤独な青年を甘い感情を交えて演じ、自らのイメージをスクリーン上に
描き出した。
  また、同名の主題歌もヒットさせ、歌う映画スターとしての出発とした。本作は、その大スター、石原裕次郎のイメージを決定的にした
記念碑的な作品である。1958年の正月映画として公開され、総配収3億5600万円(当時の平均入場料62円)を超える大ヒットとなり、
1954年に製作を開始した日活のその後を決定づけた。監督の井上梅次は新東宝からの移籍組だが、裕次郎が指を負傷してドラムを叩
くことができず、とっさにマイクを握って歌い始めるというツボを押さえた演出で観客を楽しませ、この一代スターの誕生を導き出した。

開催日時 2005年9月25日(日) 
場所 大ホール
上映時間

@沓掛時次郎 遊侠一匹 10:30〜12:00
A人生劇場 飛車角と吉良常 13:30〜15:19
B悪名 16:00〜17:34
C嵐を呼ぶ男 19:00〜20:41

入場料 500円(前売り・当日共) ★1本見ても4本見ても500円です。
チケット発売日 7月30日(土)
チケット販売所

伊賀市 市外局番(0595)
・ふるさと会館いが(45-9125)・お酒の店西川(43-0112)
・キタセン商店(45-2056)・サワノ楽器店(21-0013)
・コーエード石油(45-3333)・岡森書店白鳳店(23-8800)
・角田理容店(45-2466)・ジャスコ伊賀上野店(26-2361)
・中林商店(45-3320)・NEXT ONEあかもん店(24-2299)
・つばや菓子舗(47-0029)・伊賀市文化会館(24-7015)
・竹内酒店(43-1029)・青山ホール(52-1109)

名張市 市外局番(0595)
・ブックスアルデ(67-1800)・ひまわり書店(63-4730)
・NEXT ONE名張本店(61-3501)

芸濃町
・喫茶みつばち(059-265-2224)

主催 ふるさと会館いが文化振興事業団
〒519-1412 三重県伊賀市下柘植6243番地
TEL:0595-45-9125
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