kisetuwotanosimu
季節楽し P130


   席題   「 涼趣 」      24.5.20


      飾りの種類   行の草体による盆栽席飾り

      主木  ツリガネカズラ

        添景  木津川石(水鳥) 

  添え  カンスゲ



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席題  「 初秋 」     H 23.8.18

                                            庵主のつぶやきページへ


  飾りの種類  行の飾り棚による行の真体盆栽飾り

主木  梔子
下棚左  姫リンゴ
下棚右  高士像
添え  おぎ

   飾り棚  花梨袋台付き二段棚

つぶやき頁の先の飾りでは添えの楓の寄植が大き過ぎて主木と拮抗しているため、やさしい草物と
 取り替え主飾りに力を持たせて存在感を高め引き立たせる。 1席の中に主役は1点のみであるべし。
豪華さよりも、清楚にして奥ゆかしい飾りで格調の高い飾りを重んじる。
金額の高さや豪華さで強い盆栽を棚いっぱいに詰め込むと、見ていて威圧感を抱くが、間を十分
に生かして清楚な飾りにすれば見ていても心が癒される。
  盆栽は金額の高さよりも風情があり風趣風韻が感じられる格調の高さを尊ぶべきではなかろうか。

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景道片山流に学ぶ

雅道の始祖とする景道片山流の家元だった偉大な片山一雨先生の書かれた景道片
 山流の教本から抜粋し、飾りにおいて大切なところを参考までにとりあげてみました。

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雅の世界に遊ぶ心 」

床飾り・席飾り、一般陳列などのもつ一つの意義は、自己の作品・蔵品などの格調付
けであり、他方においては培養技術の表現と審美の発露でもあります。
これは、一つの限定された場で空間を生かし小自然と大自然とを連携させ、ときには
一個の自然により宇宙空間の何物かを連想させるがごとき、具現の楽しみと醍醐味
に接するところに大きな魅力が存在するのです。
盆栽や水石などの飾りにおいては格調・高雅風韻を旨とするものであるから、人に見
せたいという作意ではなく、その人の洗練された美意識、心情、持ち味などを基調と
する飾りつけが望ましいことです。
したがって、床飾り・席飾り、展示陳列の方法においても必ずしも高額な盆栽・水石
あるいは諸道具類を使わなければ格調高い飾りが出来ないだろうという素人考えか
ら脱却して、簡素にして奥ゆかしい陳列の雰囲気にひたるよう心がけることが、元来
雅の世界に遊ぶ本質なのです。
しかし、いずれにしてもすべての飾りは法常則を踏まえて行ってはじめて品位のある
端正さを感じとることが出来るといえます。

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「 遊間技法の真髄 」
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.日本人にとって「 間 」とはひじょうに不思議な響きをもつことばです。文字通り間を意
味するばかりでなく、リズム、時間、空間、あるいは距離をも表すことがあります。
さらには身近な例でいえば、話し方(和術)にも間というものは、周知のことでしょう。
われわれの日常の中には広く存在し、また、なくてはならないものです。
そして、美術工芸その他の芸術分野全般にわたって、いわゆる「間」というものはそ
の真価が問われるテーマともいえます。
景道片山流においても、「間」を第一義とする理由はここにあります。
すなわち、飾りにおいて数多く並べ立てることを厳しく戒め、主と従の間を十分にとり
 それによって格調を持たせる遊間技法、つまり空間美の現出こそその神髄であります。

.                                          景道片山流教本より
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在りし日の片山一雨氏
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いつもご覧頂きありがとうございます
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                         雅道 家元  葛原一洪 (葛原洪行)

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 盆栽は作って良し、飾って良し・・・と盆栽の楽しみ方にも色々あり、次のよう
 な事柄があげられます。

 一、育てる楽しみ
            一、作る楽しみ(創作・整形・改作)
一、飾る楽しみ
    一、観る楽しみ(鑑賞)
       一、持つ(所有する)楽しみ
   一、同好者との交流
              一、その他(繁殖、写真撮影、記録等)

 私は上記のどれもを楽しみとしていますが「その中で敢えてどれかひとつを」
 と言われたら「飾る楽しみ」を選ぶでしょう。
 飾りを楽しむには、自分の好きなものを好きなように並べて飾れば、それは
 それなりに楽しいことなのですが、できることなら遊間簡略の技法を用いて
清楚な中にも奥ゆかしさが感じられる飾りを心がけ、毎月1〜2回飾り替え
ています。
 高価なものでなくても格調の高い飾りが出来ればと季節のものを飾っては楽
 しんでいます。

一緒に楽しんでみようと思われる方はいつでも遊びに来てください。

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