伝統の技法 と 技術 に依り 今 甦る 甲冑師
             大 林  甲 眞 
          


原品

徳川 家康公 着用
 
東京 国立博物館収蔵











原品
伊達 実元公 着用


伊達市開拓記念館
 にて展示中















































  大林家の紹介





  








   私の紹介












             「一の谷形兜」
   総銀箔押し、日根野頭形鉢、日根野切付盛上げ小札、白糸毛引き威し、

   五段錏(シコロ)、練り皮製「一の谷」立物、檜板製「大釘」後立

                                                         
                 愛知県 岡崎市 より受注   昭和 47年 納品



             「色々糸威し胴丸鎧」                 三ヶ月前立、六十二間筋兜、色々糸威し、連山道二枚胴、  

            

          北海道 伊達市 より受注    昭和 47年 納品
  
      伊達市は、仙台藩一門の亘理藩主、伊達邦成公、とその家臣の方々の、

      集団、開拓、移住、という歴史が有り、当時から、武者行列、の伝統が 

      有りましたが、経年の、傷みの為,新調復元、され、伊達実元公、着用の

      色々糸威し胴丸鎧、以下、三十領の、鎧を、製作、致しました。

               納品の年の写真です
         

      納品、以来、毎年、伊達武者まつり、が行はれ、
     今年(25年)も第39回目が、8月3日(土)、と4日(日)、とに行はれます。


 大林家、は、京都市,上京区、に於いて 友眞 の 銘 で 古来 より 茶道具、

 武具、などの、金具作り、を やって 居りました。

 祖父の、代より 縮尺の、鎧、兜、作り、を 創め ました。

 父 の代に なり 甲眞 と改め 3人の 息子の内 兄と、私が、父 に 就いて

 修行をして、父の 亡き後は、兄が、2代目を 引継ぎ、兄弟で 協力して 続けて

 居りましたが 先年 兄も 亡くなり 私が 3代目を 引き継いで 居ります。



 幼少の 頃より、(昔は 専門職 が多くあり、分業 でした)注文、又、仕上りの、

 品受けに、使い走り、を手伝って 参りました。

 数多くの 仕事先を 廻るうち 持前の 好奇心 もあり 待ち時間 などに

 (どの様にして、どの様な道具で、どんな風に、仕上げるのか) と 勉強させて

 もらい、又、教えて 貰いました。 お陰で 色々の 技法を 知り 覚えたのが

 幸いとなって 沢山有った 職方の、高齢化、後継者が無い、等で 途絶えた

仕事も 自分で 補える 様になり 現在に 至っております。  

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