花冠(かかん)   西町

鼓を身につけて踊る「羯鼓舞い(かっこまい)」の花冠にちなんで名づけられた。
屋根 唐破風、柱6本
眼象 梅鉢紋
天幕 霊獣百草、緋羅紗地に刺繍
懸魚 牡丹の透かし彫り
水引幕 蘭亭曲水の宴、唐の賢仙41人を描いた密画刺繍
胴幕 梅「応拳十哲」
前幕 白象に唐子
後幕 牛「応拳十哲」
見送幕 雲龍文
囃子 祇園ばやし

しるし

羯鼓(かっこ)

文久3年(1863)9月作。高木長雄の「諌鼓苔深鳥不驚(がんここけふかくしてとりおどろかず)」云々の故事を引用したもの。

羯鼓(鼓)苔深鳥不驚のいわれ                                昔、殿様の政治を諌めるため、住民が太鼓をたたいていた。 殿様の政治がよければ諌めることがなく、  太鼓の上に鳥が止まって、苔が生えるさまは世の中が平穏の証である、の意。

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