農業は環境型保全型コミ二ティビジネス
「ゆうきの森」は、持続可能で心豊かな循環型社会を形成する農業を実践し、今後もより一層の充実と、
新しい取り組みを展開できる活動を目指しています。具体的には「環境に配慮し、経済的に成り立つ』農業を
長期的なビジョンを持って行うことです。その為には従来のように農業生産者だけが農業を行うだけでなく、
流通者、消費者が一体となった取り組みを行う必要があります。目的を同じくする様々な立場の人が、多面的な
活動を行うことにより、はじめてその輪がつながり、連鎖する事で、無駄のない価値のある循環が動きだすのです。
今後の事業プラン
■身体障害者作業所の運営・・・ゆうきの森で収穫された農産物を身体障害者が加工、諸作業にかかわることとにより、
社会的弱者の労働意欲を高め、自立を促します。
■育苗センターの建設・・・農薬や化学肥料を使わない農法では、苗が8割程度の生産や収穫量を決めてしまいます。
良い苗を育て地域に生産委託を勧めて、自然農法を地域に普及します。
■自給率の向上とCO2削減・・・自給率が高まると、輸入配送時に出されるCO2も削減できます。
■地域エネルギー循環・・・油の原料となる植物を育て、地域で廃油リサイクルを考えます。
地域と町を結ぶコミュニティプラン
■1株プロジェクトをはじめとする森づくり
■再生した古民家の宿泊
■小倉家の使用されていないスペースを自由工房として貸し出し、創造、交流を提供
■食育体験・・・田植え、たけのこ堀り、キャンプ、収穫体験、1株オーナーになることで生産物を共有でき、消費者が
生産者になることが可能になります。加工場の現場に立ち会う事により、食を通して生死観を考える場も提供します。
■新しい消費者運動の構築・・・消費者が「みのり」オーナーになることで、加工商品の販売にかかわれます。消費者の意見が消費者の
現場に届き、新しいアイデアで加工されたももを消費者が自ら販売する事で、新しい消費者運動の展開、活性化が期待できます。