平成1月20日
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各種消費者団体・流通業・量販店・サービス業様 |
谷農園 小倉和久
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「菜の花」プロジェクトネットワークに参加して
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その狙いはエネルギーの地域内での循環です。その地域にある資源を利用して、それをエネルギーに変え、そのエネルギーを地域内で利用するという資源循環型の地域作りをめざすものなのです。その元の元は小さな小さな菜の花の種子から出発するのです。手のひらに乗るこの種実が芽生え、大地に根をおろし、やがて稔るのです。そうして収穫し、搾油し、その油は料理や学校給食に使われ、搾油時に出た油かすは肥料や飼料となり、廃食油は回収し、石けんや軽油代替燃料にリサイクルされるのです。そうして大気中に排出された炭酸ガスは、また菜の花を栽培することで吸収されるのです。 この運動のそもそもの始まりは、1977年近畿の水がめ、琵琶湖に大規模の赤潮が発生したことがきっかけとなり、琵琶湖の富栄養化を防止する条例設定の原動力となったのです。その原因のひとつが家庭から出る生活雑排水であり、やがて合成洗剤から石けんへ、家庭から出る廃食油を回収して石けんへのリサイクル運動へと広がっていったのです。 平成13年には、滋賀県新旭町で「菜の花プロジェクト」を実践している人たちが中心となり、「菜の花サミット」が開催されました。このネットワークは、市民イニシアティブに基づいた産・官・学・民のパートナーシップにより、菜の花を中心とした資源循環型社会を作っていこうとするものです。近場では奈良県がこの2005年9月3日に奈良県環境県民フオーラムが主体となり、約6アールの休耕田を活用して立ち上げております。循環型社会の輪の中に生活する私たちで、身近に出来ることは、という思いで「ナバナ」プロジェクトを立ち上げ、ともに考え、実践していこうではありませんか。 菜花は三重県で油を取る作物として普及してきました、良質の油(実)を生産するためにたくさん出てくる花の芽の数を減らす事が目的で芽摘みを11月から2月に行います。それを商品化したのが「三重ナバナ」です。油を収穫することも大切ですが、植物の生育過程での作業(なばな摘み)、春には菜の花を楽しみ、ミツバチに蜜を吸わせ、それが蜂蜜にまた、実が油になりそれを利用しまた、それが参加者の手作りにプラントで生成(バイオエネルギー)して農場を耕すトラクターの燃料にしたいと考えます。 全ての成り立ち、いきさつを感じるイベントにしたいと思いこのプロジェクトを考えました。皆さんの協力、賛同団体を募集します。 |
実践募集団体個人:
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各団体・流通業者、サービス業、量販店、消費者など |
協力団体等:
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谷農園(主催) |
実施圃場:
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谷農園圃場 |
実施期間:
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平成18年4月1日~平成19年8月31日 |
作付品種:
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三重県特産 なばな |
協賛費用:
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1口・・・1000円(1口以上)個人(行事案内事務費用 1口・・・1000円(10口以上)団体(行事案内事務費用) |
協力機関:
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検討中 |
事務局:
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協賛団体 |
「なばなプロジェクト資源循環サイクル」作業日程
日程 | 作業内容 | 生協:量販店等 | 谷農園 | NPO | 備考 |
2006年8月5日 | なばな種まき |
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キャンプ同時開催 | ||
2006年9月3日 | 菜花定植 |
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稲刈り |
2006年11月4日 | 菜花摘み | ナバナの販売 |
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○
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収穫祭同時開催 |
2007年5月5日 | 菜花収穫・乾燥 |
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○
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○
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田植え同時開催 |
2007年6月2日 | 菜花実脱穀搾油 | 油の販売 |
○
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○
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田んぼの草引き同時開催 |
2007年8月4・5日 | 生成・トラクター稼動? |
○
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○
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○
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キャンプ同時開催 |
実践団体の方はイベント参加者の募集:ナバナ・油の販売の協力をお願いします 個人参加者はイベントの参加、ナバナの、油の購入の協力お願いします その他必要を思われる協力をお願いする事があるかも知れません。 |
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ナバナの花 |
実の脱穀 |
搾油 |
その後は自作プラントで生成しトラクター起動??????か・・