「官僚に学ぶ仕事術」 久保田 崇 マイコミ新書
表紙の本の題名の下に、「最小のインプットで最良のアウトプットを実現する 霞が関流テクニック」と書かれていた。この題名の下の言葉に魅かれて、ブックオフで買った。本を買ったのは、1年ほど前だが、読まずにおいていた。おいていたけれど、目につくところに置いていた。それで、今日、時間があったので、読んだ。
【記録したいと思ったところ】
・官僚として法案作りのプロセスを説明している所。仕事をする上でこころがけているのは仕事上期待されたアウトプット(正か)から逆算して、必要最小限なことだけ、骨格のみをまず押さえ、その作業の後ろのほうから、順次、目標時期を定めていく、というところ。なるほど、期限が決まっている仕事だから、そうなのだ、と思う。
・アウトプットを意識しながら(つまみ食い的に)厳選して頭に刻み込んでいく方が、効率がよいという。なるほど。
・メールを送るときは、「件名」が大事で、具体的に書くべき。たくさんのメールの中から、読んでもらうために必要という。
・仕事では「予習」(又は「仕込み」)が圧倒的に必要。例えば、外部の人と会う前に、ネットや著書を読んでから会うとのこと。
・プレゼン資料の中のテキストは、厳選して本当のポイントだけ書く。そして、当日の発表の際には、「自分自身をプレゼンの主体にする」ことが大切。
・書籍も新聞も全て読まなくていい、自分にとって必要な知識を吸収するため、つまみ食いでよい。
・英語のシャワーを浴びる
・英語のプレゼンをうまく乗り切るためには、徹底的に予習するのが正解。
以上ですが、ここまで、読み終えて、一度、つまみ食い的にこの本を読んでいたことを思い出した。なぜかというと、「メールを送るときは、『件名』が大事」や、「英語のシャワーを浴びる」という言葉を覚えていたから。
とにかく、1冊読んだという満足感を得られた。(それだけか!)
【読んで自分を変えたいと思ったこと】
・仕事のために勉強することは、退職後なくなった。それでは、なぜ、勉強するのか、を考えると、仕事のためでなく、遊びのために勉強が必要と思う。例えば、旅行や釣り、音楽なども、勉強した方がより楽しめる。心配なのは、期限を自分で設定すること。これが、なかなか難しいと思う。なので、期限を自分で決めて、勉強しよう。遊びのために。