楽器の寿命−06.07.05−
楽器の寿命といっても、私が身近にしているのは、バイオリンとギター。他にも、キィボード(デジタル・ピアノ)があるがこれは電気仕掛けなので、横に置く。
バイオリンは、有名な「ストラディバリウス」などは300年たって、今なお、すばらしい音色を聞かせてくれる。普通、木は腐るだろう、と思うがそうではない。
もちろん、メンテナンスをしっかりしていなければ、いい音は出ないらしい。そして、私が持っているバイオリンが300年経てば、ストラディバリウスのような音が出るかといえば、もちろん、出ない。それまでもたないだろう。私もいない。
私のギターは、作られて26年が経過した。
これは、いい音がしている。決して、高額なギターではない。学生の時のアルバイト料をためて買ったものだ。けれども、買ったときと比べても、いい音がしているように思う。比較が出来ないが。
老人になっていきながら、音を聴いていきたい。つくられて、50年くらいの音は聴けるか・・・。
楽器の寿命は長い。誰かの手に渡っていくかもしれない。それまでは、大事にしよう。ギターもバイオリンも。