歌うということ−06.07.18−
歌うってなんだろう。
思いをメロディにのせて人に伝える、ということだと思う。
ということは、思いがなければいけない、メロディがなければいけない、人がいないといけない、伝え(伝わら)なければいけない。
とすると、「お経」って、歌だなぁと思う。ただ、伝わっているかといえば、???という感じだが。
歌を作りたい。それは、思いをメロディにのせるという作業だと思う。むずかしい。
そして、わたしが作った歌を歌いたいと思う。そのためには、人がいないといけない、伝え(伝わら)なければいけない。これも、むずかしい。
特に、今、思うのは、伝え(伝わ)るように歌うということ。
もって生まれた、声の良し悪しや特徴や味といった要素がある。けれども、それだけではなく、歌うときの気持ちとそれを表現する技術・訓練が必要だと思う。プロなら当たり前、といわれそうだが、わたしはプロでないので、いいかといえば、そうでもないと思う。
そして、一番、大事なのは、あなたの歌が聞きたいという、人がいることだと思う。
わたしには、歌が聞きたい人が何人かいる。歌うというしぐさが、行為が、その人を表現するから。