演奏家とスポーツ選手−06.07.24

昨日の「木津川やまなみ国際音楽祭」の興奮もまだ、おさまらず、演奏された方たちがコンサート終了後の懇親会で見せた普段の姿を思い出しながら、考えた。 

ステージ衣装から普段着に変わった演奏家の方たちは、本当に普通の人と変わらなかった。

あんなにすばらしい演奏をしていたのに、指や腕や耳が長いわけでも大きいわけでもない。(多少は指が長いとかはあるかもしれないが・・・)

そして、その懇親会はステージが終わって、ホッとした時間で、演奏された方同士の交流という意味もあって、気さくな雰囲気だからかもしれない。

同じ、その道のプロフェッショナルでも、きっとスポーツ選手は見るからに、スポーツ選手だろうな、と思う。背が高かったり、大きかったり、重かったり、筋肉が太かったり。相撲取りや野球の選手なんか、でかいだろうな、と思う。

まわりの人と変わらない人が、楽器を持てば、すばらしい演奏をしたり、鉛筆を持てば、すばらしい絵を描いたり、そんな、姿にあこがれる。

もちろん、まわりの人と変わる努力をされているからこそなんだろうけれど・・・。

私みたいに、やってる、やってる、といいながら、

練習もせず、上手にならないのは、ほんとに悲しい。