サーモスタット−06.08.04

友人と話していて、人間にもサーモスタットがあればなぁと思った。

仕事が続いて、ストレスが続いて、体や心の変調に気づかずに、もしかしたら、気づきながら、オーバーヒートしてしまう。

そんな時、熱くなれば、一時的にスイッチが切れるサーモスタットがあれば、折り合いをつけながら、仕事や生活が続くと思う。

ヒューズというのもあるが、ヒューズは、一度切れたら、取り替えるか、スイッチを入れなおさなければならない。こまめに調節するサーモスタットの方がいい。

どうしたら、そんなサーモスタットが手に入るのか。            

僕は、遊びなのだと思う。

小さい頃からの遊び体験は、サーモスタットを知らず知らず、体内に備えるだろう。

大人になってからは、難しいが、意識すれば、備えられると思う。どこかで、遊び心を持つよう、意識することだ。僕は、意識しすぎて、生活に真剣味が不足している。だから、「おとぼけモモンガ」と呼ばれる。

人それぞれに、熱くなり方や感じ方が違うので、人それぞれにあった、サーモスタットが必要だ。だから、試行錯誤が必要で、失敗が必要なのだ。失敗に学べることが大切なのだと思う。

誰かが言った。「失敗とは、その方法では上手くいかないということが判ったということで、成功なのだ」