中央社保学校に行ってきました。−06.09.11−
中央社保(社会保障)学校に行ってきました。9月7日〜9日、2泊3日の北海道。
社会保障についての学習だが、社会保障の仕組みや制度に関わっての政治や経済、平和の問題など、幅広いものだった。頭に入りきれない内容だが、私たちは、今、どこにいて、どこに行こうとしているのか、考えるきっかけになった。
特別企画で渡辺謙主役の「明日への記憶」という、若年性アルツハイマー病の方を主人公とした映画もあった。自分の人生を見つめるきっかけとなった。
会場となっているホテルと宿泊しているホテルの往復だけだったが、意義のある学習だった。
渡辺治先生が言った言葉を思い出す。戦後60年を経験している国民は日本をのぞいて世界にいない。なぜなら、その間に世界の人々は戦争を経験し、今も戦争中であるから。
戦争をしていないのは、憲法9条、とりわけ2項(交戦権は認めない)のおかげ。憲法9条、とりわけ2項をかえれば、世界有数の軍事力をもつ日本の自衛隊は、たちまち、軍隊となり、他国への侵略をすすめる。国民の意思に関わらず、政府の意思によって。「闘う政治家」はつまり、「国民を戦わせる政治家」なのだから。