「改憲手続法案」が参院憲法調査特別委員会で採択 -07.05.11

改憲手続法である「国民投票法案」が今日の参院憲法調査特別委員会で採択された。

与党のみの賛成で数に頼んでの採決だった。

憲法とは何なのか。戦争とは何だったのか。

憲法は理想だ。現実とは違う。しかし、憲法の精神から離れた今の現実の一部分は、憲法をごまかして、つくってきた現実だ。そして、今、ごまかしてつくられた現実に合った憲法にしようと、憲法を引きずりおろそうとしている。

理想は、理想としてなければならない。目指すべきもので、憲法に照らして、間違っていないかを判断するものさしのはずだ。ものさしを変えてどうしようというのだ。           

国民が選んだ国会議員が決めていくのなら、今度の参議院選挙では、改憲に賛成する国会議員を当選させるわけにはいかない。

安倍首相が今度の選挙の争点を「改憲」にするというのだから、迎え撃つしかない。

保守は、今の生活の安定を求めるから、保守ではないのか。「改憲」は保守の人にも、賛成しかねる人が多いと思う。

右に大きく振れて、国内を尻目に、アメリカにより過ぎた今の安倍首相に、「これはまずい」と思わせなくてはならない。

516日の日比谷野外音楽堂での中央行動に参加します。