48才で逝った君に −07.06.28−
48才で逝った君に 話す言葉を捜している。
届くはずはないけれど、僕の中にいる君のイメージに語りたい。
死について考えた。死は、とにかく、物質として存在しなくなること。会いたいと思っても、会えない。君についての記憶はある。2年前のPTAで話した内容やピンクレディーの曲に合わせて楽しそうに踊っていた姿を思い出す。
けれども、それから今まで、会うことはなかった。お互いに関わりなく生きてきたし、君の死を聞かなかったら、今でも君の事を考えることなく生活していただろう。
何一つ、僕の生活は変わっていないのに、この世にいないという現実に、ひどくうろたえてしまう。
この気持ちは、君が逝ったということだけではなく、君の家族の悲しみを想像しているからだと思う。
家族を失う悲しみがどこかで、人としてつながっているのだと思う。