「沖縄県民を愚弄」ではなく「日本国民を愚弄」だ‐2010年3月27日‐
327日付しんぶん「赤旗」に“普天間「県内移設」陸と海に新基地”と見出し

があり、白抜きの太字で「沖縄県民を愚弄」と書かれていた。もちろんそうなの

だけれど、本質は「日本国民を愚弄」もしくは、「日本に住む人々を愚弄」だ。

基地の問題は、沖縄だけの問題ではない。そして、県外移設を公約とした鳩山政権が公然と国民に背を向けた。沖縄県民だけを愚弄したのではなく、国民を愚弄したのだ。日本にあるアメリカ軍の基地は、日本防衛の任務を負っていない。当のアメリカがそう言っているのに、鳩山首相も岡田大臣も守ってもらっているという。このずれは何だろう。脅されているのか、怯えているのか。誰から?誰に対して?

フランスとアメリカの違いは、国民と政府の関係だという。フランスは政府が国民を恐れ、アメリカは国民が政府を恐れている。それは、なぜか?私は企業倫理と民主主義の違いがあると思う。日本は?