映画「パッチギ」を観て(1)‐2010年4月6日‐
映画「パッチギ」と続編の「パッチギ LAVE&PEACE」をDVDで観てから朝鮮・韓国と日本の関係を考える。
もともと、日本列島に来たのが、早いか遅いかの違いくらいにしか思っていなかったが、その間に植民地という歴史があったことで、今に続く問題があると考えるようになった。
そして、「パッチギ」のなかで歌われていたザ・フォーク・クルセダーズの「イムジン河」に興味を持ちながら、その歌が載っていた中古本を2000円で買った。
そして、「新版 在日韓国・朝鮮人と人権」という本を図書館で借りて読んだ。
感想は、「踏まれた者の痛みはなかなかわからない」というものだった。それが、本質かどうかはわからない。今、高校の授業料免除を朝鮮学校を対象としないとの対応を政府がしているが、おかしいと思う。消費税などの義務を課しながら、権利を認めないという態度だと思う。文化の問題と政治は分けて考えるべきではないだろうか。