井上ひさしさんが亡くなった(1)‐2010年4月11日‐
2010年4月9日、劇作家井上ひさしさんが亡くなった。私にとっては、今日のインターネットの情報は突然で、私が生きる柱の一つがなくなった。

最近も「父と暮らせば」をDVDで観て、文庫本をもちあるいている。

井上ひさしさんの生き方や作品へのこだわり、私が知る以上のことを、多くの人は知っておられるだろうが、私なりに尊敬してきた。

笑いの本質は、権力に対する抵抗であることを、教えてくれていた。日本のチャップリンだと思う。

三女の麻矢さんは「作品を読んでいただくこと、劇場に足を運んでいただくことが幸せですと言って旅立った」と記者会見で語った。

これからも、井上ひさし作品を読み、観ていきたい。