150. 森永卓郎氏が亡くなりました 20250201

1月28日に経済アナリストの森永卓郎さんが亡くなりました。1年前の2024年1月28日に私の地元・伊賀上野で、森永氏の講演会があると知り、申し込みをして楽しみにしていたところ、年明けに主催者より講師療養のため中止と連絡をいただいたことを思い出します。

それから後に出された本を何冊か読みました。その内の1冊、「書いてはいけないー日本経済墜落の真相―」には、メディアではけっして触れてはいけない「タブー」として3つ紹介されています。1.ジャニーズの性加害 2.財務省のカルト的財政緊縮主義 3.日本航空123便の墜落事件 です。その中でも、3の日本航空123便の墜落事件が、日本の自衛隊ミサイルの誤発射によるものという話に驚きました。森永さんの本の前にも、元日本航空客室乗務員青山透子さんの「日航123便 墜落の新事実」が手元にありましたが、きちんと読んでいなかったのが悔やまれました。

森本氏が亡くなったと報道される前に、私は、上野図書館で「明日死んでもいいための44のレッスン」という下重曉子さんの本を読み終えていました。そこには、44のアドバイスが載っていました。その中で、5 睡眠は毎日たっぷりとる 12 お金は残さず、使い切る 13 遺産相続は生前に決めておく 15 本当に好きなものに囲まれる 20 人に期待をせず、自分に期待する 29 自分を証明するものを持ち歩く 44 死ぬときは死ぬがよろし この7つを生前レッスンに取り入れたいと思いました。44 の注釈…良寛さんの言葉で、「火事や厄災から身を守るにはどうしたらいいですか」の相談に「災難に遭う時節には災難に遭うがよく候 死ぬ時節には死ぬがよく候 これはこれ災難をのがるる妙法にて候」と答えたとのこと。そして、長岡藩主から寺の住職にと請われた時、「焚くほどは風がもてくる落ち葉かな」とやんわりと断ったそうな。

森永氏はやれることをやりながら、前向きに倒れたいと言われていたとのこと。その言葉通りの最後でした。