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〒518-0832 三重県伊賀市上野車坂町742 0595-21-0870 Fax0595-23-8320 e-mail: touseian@kagoya.net 営業時間 8:30〜20:00 年中受付 |
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山に囲まれた伊賀上野の冬は、盆地特有の底冷えと乾燥しやすい土地です そんな冬場の家族の団欒は、コタツを囲んで大き目のお皿に丁稚ようかんを乗せて 皆でしゃべりながら、丁稚ようかんを食べる光景がよく見られます。 乾燥した喉を 底冷えの天然冷蔵庫から出てきたような、丁稚ようかんが 充分潤してくれるので、 益々楽しい会話が広がります。 丁稚ようかんは、水羊羹よりも甘さ控えめで、噛まなくても良いくらい 柔らかい羊羹です。 |
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「丁稚ようかん・・・?」「どうして、丁稚ようかんと呼ばれてるの?」なんて 不思議に思っている貴方にお答えします。諸説ありますが、代表的な説を その1、昔の奉公人の一番下の位が、丁稚(でっち)どんでした。 ある日、おやつに羊羹を一切れもらいましたが 丁稚どんは、だいたいが育ち盛りの年代ですので、少しのおやつでは 到底お腹が持ちません。そこで、羊羹を小鍋に入れて水を加えて煮詰め直し 水分の多いゆるい羊羹を作って量を増やして食べたそうです。 それが、丁稚ようかんの始まり。 |
その2、 その昔、和菓子屋へ奉公に来て間のない丁稚どんは、羊羹を作るように 言われましたが、うろ覚えの丁稚どんが分量を間違えたのか、羊羹を煮立てる加減を 間違えたのか、とにかくゆるい羊羹が、出来上がってしまいました。 ところが、 食べてビックリ!今までにない美味しさ・・・ これが、丁稚ようかんの始まり。 |
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庶民の味として、長年愛されてきた丁稚ようかんに対して 桃青庵ふじさきでは、基本的に「何も足さない、何も引かない」と言う 姿勢で製造しています。 すなわち、庶民の味を残したいから、余計な付加価値を付けずに 基本材料だけで作っています。また、デフレの時代だからと言って 値段を下げるために、材料の質を落とすような事は一切してません。 |
そんな姿勢と味を評価いただきまして、丁稚ようかんを製造している 和菓子屋さんの多い中、当店の丁稚ようかんを求めて遠路ご来店される お客様も沢山おられます。 近年は、冷蔵ケースで通年販売いたしておりますので、夏場でも よく冷えた丁稚ようかんをお買い求め頂けます。 また、酸素カット包装により、防腐剤は一切使用せずに一週間程度 日持ちしますので、 全国発送いたしております。 |
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