2011/05/15 鯖街道をずんずん下道で日本海、若狭小浜〜三方五湖レインボーラインツーリング  快晴

【5月ツーリング完結編】
さて、いつのまにかシリーズ化されてしまった『下道ずんずん』ツーリングの第2弾。
幹事おすすめの裏道コースである伊賀〜名神大津IC間は、いつもなら45分ほどで走破できるのに、休日モードのクルマに阻まれ、京都へ抜ける「山中越え」展望台までで1時間半もかかり、早くも「午前中ターン組」のUターンタイムリミットの10時前を迎えてしまった。
おまけにひっきりなしに京都に向かう観光バスとクルマの列。ここから周山街道までも予想以上に時間がかかることは明白なので、「ツーリング続行組」はR162周山街道をあきらめ、帰りのコースに予定されていた朽木経由のR367へとルート変更。琵琶湖大橋経由で帰還する「午前中ターン組」と無料化されて久しい『湖西バイパス』を真野ICまで共に走り、左右に別れることに。お互い気をつけて!
しかし続行組はこれが結果的には大正解!
5〜6年前の自然災害によりダメージをうけたR367もすっかり復興が完了しつつあり、一部を除いてほぼ2車線の快走路となった道を「ずんずん」進む。11時には観光客でにぎわう「道の駅 朽木新本陣」に到着、しばしの休憩。
おまけに本日はクラシックカー&スーパーカーのイベントがあるらしく、何台かと併走。沿道にはカメラの砲列!関係ない我々も思わず緊張!そして道の駅ではその官能的なサウンドとスタイルを楽しんだ。
朝の混雑がウソのように順調に進み、予定どおり正午すぎには小浜市内の「若狭フィッシャーマンズワーフ」に到着。各自(といっても3名)思いおもいの海鮮料理で昼食とした。
展望台より、よく晴れてはいるが黄砂のせいでやや霞んだ景色を堪能したあと、帰路につく。が、ここでひと思案。
本来の予定では、ルートは二通り。レインボーラインを降りてR27を右でR367を朽木経由。しかしこれはすでに来るに使ってしまったルート。
R27を左で敦賀ICから北陸道〜名神のお手軽高速ルート。しかしこれだとまだ午後3時前なのであまりにも早く帰りすぎてしまう。
そこで敦賀からR161を大津にむかって降りて行く途中、国道から少し外れるが(県道287)高島市マキノスキー場の近くに、ツーリング雑誌の絶景ポイントとしてよく紹介される『メタセコイア並木路』があり、そこにに寄ってみませんか?と提案。
ここでもまた「知ってるしってる!行ったことない!行きたいと思ってた!」と一致団結。休日でトラック皆無のよく空いたR161を「ずんずん」進み、マキノの『メタセコイア並木路』へ。
日本離れした風景ながら不思議とまわりの田園風景にマッチした並木道にしばし癒され、愛車と共にまるでカレンダーみたいな写真をお互いに撮りあい半時間あまり。
さて、今回小浜から三方五湖レインボーラインへむかうR162。以前の(といっても20年も前の学生の頃)この区間は海岸沿いの狭くてくねくねした、一部集落の路地を通るような決して走りやすい道ではなかったのだが、現在はバイパスとトンネルで結ばれた立派な二車線快走路(一部をのぞく)となっている。
本日はクルマも少なく、日本海と三方五湖を堪能しながら「ずんずん」と駒を進め、展望台のある三方五湖第一駐車場へ。
昼食後、お土産にする小浜名物「浜焼き鯖」の買い出しに。何故かメンバー全員が一致してその心づもりをしていた(笑)
小浜市内の昭和のニオイの残るアーケード(バイク通行可)の中に目的のその店はある。
『元祖浜焼き鯖 朽木屋 益田商店』。以前放送されたNHKの連続テレビ小説「ちりとて〜」中に出てくる店のモデルとなった・・らしい。この時期だと常温で3日ほど持つというので、「焼き鯖」を各自買い込みバイクに積み込む。
店のおかみさんとしばし談笑し、見送りを受けて再スタート。次の目的地「三方五湖レインボーライン」を目指す。

予定行程

アニーズ→道の駅阿山→(広域農道・R307・県16)大津市内→(裏道・山中越え)京都市内→金閣寺道→福王寺(R162周山街道)→名田庄→小浜市【フィッシャーマンズワーフ・食文化館・幹事お勧めの店等で昼食】→(R162)常神半島→(三方五湖レインボーライン)郷市※
[※帰りその@]
郷市→(R27左へ)敦賀→(敦賀ICより北陸道・名神)八日市IC→(R307)道の駅阿山 [解散]
[※帰りそのA]
郷市→(R27右へ)三宅→(R303・R367)朽木→途中(R477)→(真野ICより湖西道路・名神・新名神)甲南IC→(広域農道)道の駅阿山  [解散]

8時前にアニーズに御見送りを含め6台が集合。
道の駅阿山の合流で、計6台にて出発。

残念ながら、管理人kumaを含め3台が午後より所用の為、途中までのツーリング・・・

予定通りの行程にて大津市内から京都を目指すが、あまりの車の多さに山中峠途中にてプラン変更。
湖西道真野ICにて、朽木越えメンバーと、琵琶湖大橋にて帰宅メンバーに分かれる。

帰宅メンバーはR8→R1→農免にて12:00帰宅。


プラン変更後のツーリングメンバーのレポートは、後日、会長に頂きました。

さて、時間は午後4時すぎ。帰りは「湖西バイパス〜名神〜新名神」でスイスイだね〜、5時半帰着だね〜とタカをくくっていたが「下道ずんずんの神」がそんな横着を許すわけがなかった・・・。
しばらく行ったR161白髭神社付近からまさかの大渋滞!まるで夏の海水浴シーズンさながら。たまらず各々自己責任で路肩走行。しかし湖西バイパスに乗ってもそれは変わらずえんえんと続く。
その渋滞は多分京都東ICまで続いているであろう事は想像できたので、急遽バイパスを降りて「午前中ターン組」のたどった「琵琶湖大橋〜守山」ルートから「三上〜R1バイパス〜三雲」経由で伊賀に入り「道の駅 あやま」に帰着したのはとっぷり日もくれた午後6時40分。
なんとか無事帰ってこれたが、文字どおり「下道ずんずん」だけのツーリングであった(笑)。
予定のルートと大幅に変わってしまったので、実際に走ったルートを再掲いたします。
【行き】アニーズ→道の駅あやま→(広域農道・R307・県16)大津→(湖西バイパス)真野IC[午前組と別れる]→途中(R367)朽木→(R303・R27)小浜『フィッシャーマンズワーフ・朽木屋』→(R162)三方五湖レインボーライン
【帰り】三方五湖レインボーライン→郷市→(R27)敦賀→(R8・R161)マキノ→(県287)『メタセコイア並木路』→(R161)北小松(湖西バイパス)→仰木雄琴IC→堅田→(琵琶湖大橋)守山→三上(R1バイパス)→三雲→(県4・広域農道)道の駅あやま
・天候:快晴 ・走行距離:約350km (見送り組)998氏・TADAZZY氏(午前中組)RT雅氏・CL Kuma氏・バリオスWada氏(続行組)RT-Shinn氏・RT青山氏・Sohei-ZZR)