前日までの荒天もスカッと晴れて、アニーズ&道の駅に集合したのは、ピカピカの新車をおろしたKAZU氏、一年半ぶりに登場のMAX青山氏ふくむ8台。
早朝のR307、県16を湖周めざして快走する。
ことしの春は全般的に気温低めで、沿道の桜もこれからが盛りというところ。そのおかげで道中ずっと花見をしながらの走行となる。
残念ながら有名な大戸川発電所の桜は、まだ3〜5分咲きだった。
大津市内なるべく混む道を避け、約1時間で無事湖周道路(さざなみ街道)の『道の駅 草津』にて休憩。

日は差しているが、思いのほか寒い!(道ばたの外気温表示12度〜)琵琶湖対岸の比良山系も進行方向の伊吹山系もまだ山頂に雪!をかぶっている。
その後市街地に近いところでの渋滞はあったものの、凛とした空気の中、比較的スムーズにさざなみ街道を長浜まで駒を進める。
湖周よりR8に入り、今回の第一目的地『とりやさい鍋のびわこ食堂』へ。

ツーリング雑誌の湖北案内にはかならず登場する有名店。案の定、比較的広い駐車場はたくさんのバイク&クルマで埋まっていた。
食事のほうは肉と白菜を味噌仕立てでいただく鍋なのだが・・先客がつついているその鍋の姿に圧倒される!

まぁ火が通ってしまえばただの鍋なのだが、そうなるまで皆んなでワーワー云いながらのひと時がけっこう楽しい♪
味のほうも万人受けする結構なものでした。久しぶりのMAX氏の健啖ぶりをみて、みな無事完食!!
さて、おなかをさすりながら次の目的地はJR木之本駅そばの『つるやパン』へ移動。

ここの名物がくだんの「サラダパン」という逸品。ひとことで言うと刻んだタクアンをマヨネーズで和えたものをコッペパンにはさんだものだが、結構日本人のDNAに訴えかけるものがある。滋賀県ではハトのマークの地元某有名スーパーで売られていることもあり、滋賀県民のソウルフードといわれている(らしい)
その本店に乗り込んだOTCの8人。またたく間に陳列棚のパンがからっぽに!(心配した不肖が店の人に聞くと、すぐ次が焼けるから心配ないとの事)。タンクバッグをお土産用のパンでパンパンにして、次なる目的地、海津大崎へと駒を進める。

が、ここで痛恨の生き別れ発生。R303から海津大崎方面へ左折したのだが、うしろ3台がそのまま直進!してしまった。無線で最後尾の一台にマキノ方面から入るように(そうすると海津の真ん中で出会う)指示するが、残り2台はすっ飛んで行ってしまったらしい。(後日談:結局「道の駅 安曇川」あたりまで行ってしまったため、合流不可能。各自お帰りいただくことに・・。)
そのまま海津大崎で花見を続行した残り5台だが、肝心の桜はまだ3分〜5分咲きでいまひとつ。追い打ちをかけるように道路は路肩駐車のクルマと花見やウォークラリーの歩行者も多く大渋滞。大いに期待外れであった。

しからばと、残す希望はマキノは『メタセコイア並木路』!へ
愛車との記念写真(年賀状用?)を撮る気マンマンでバイクを磨いてきた五台が見たものは・・・まるで信州の山の中へ来たような錯覚をおこしそうな、雪をたたえたマキノの山と・・。まだ冬枯れのモノトーン一色のメタセコイア並木路!(多分コート着てたそがれる姿が似合う(笑)かも)
去年5月中旬に来た時には最高のロケーションだったのだが、ひと月ちがいでこちらも期待外れ。写真もそこそこに退散。
その後、新旭風車村をかすめて湖周道路・R161(案の定、北小松あたりで渋滞あり。パニア付きRT雅氏苦戦&ご立腹・・ベンツに)湖西バイパスにて京都東から名神・新名神と比較的スムーズに、「道の駅 あやま」に午後6時前、無事帰着。
午前中はほぼ完ぺきに進行したものの、午後より番狂わせやアクシデントの発生でちょっと尻切れトンボの今回ツーリングでした。反省。
ただし開花の遅れで道中ずっと桜が見られたバイク乗りらしいお花見が出来たのでは?
・走行距離 約300km(道の駅あやまtoあやま)
・参加人員 RT雅・CL-Kuma・F6青山・MAX青山・998弘・NewOne和・バリオスWada・ZZR不肖
(敬称略)
行程:往路 新名神甲南IC→瀬田東IC(又は原チャツーと同じ)→さざなみ街道(休憩 各道の駅で適宜)長浜→木之本→昼食
(とりやさい鍋の『びわこ食堂』・または『びわこ食堂2』にて)→つるやパン(買い物)
:帰路 奥琵琶湖パークウエイ(海津大崎の桜)→マキノで寄り道(メタセコイア並木路)→湖周道路→(渋滞等でルート変更あり)
京都東IC→甲南IC→道の駅あやま(解散)