3.今、受けている教育は
当初は障害者教育の問題点だけを障害者との共学の必要をとおして書こうと考えていましたが、しかし、それでは済まないと思いました。
それが、テーマの「教育ってなんや」です。
みなさんは、教育ってなんやと思いますか。
僕が今の教育でおかしいと思うのは、まずは今の教育の結果主義です。
なんでもかんでも覚えろとばかりに、リーダーに古文、便利な訳した本も売られています。使い方によれば教科書よりいいと思います。
けれども、教育は結果ではなく過程ではないでしょうか。覚えなくては何の役にも立たないかわかりませんが、過程こそ大切にされるべきだと思います。
教育は社会への適応能力を養うためではないと思うし、今のままで過程が大切だと信じて、英語や古文、漢文など辞書で調べていたら、寝るために登校するはめになりはしないでしょうか。
次に、点数による序列化です。
確かに、点数ほどはっきり序列化できるものはないかもしれません。よって、競争心をあおるのに最適です。けれども、教育には序列化が必要でしょうか。競争心が必要でしょうか。
教育は人間を型にはめるものではなく一人ひとりの権利として、その人なりの個性を伸ばす自己実現の手助けだと思います。そのためには、協力しあうという自分と相手という心のつながりが必要になってくるのではないでしょうか。
いまの教育は頭はよくするけれど、心を失わせると言われています。削ったり付け加えたり、そんなことが教師にも許されるはずはないと思います。
この教育の意味において、教育者たる人間は、我が高校にはいると思えないのです。確かに大学にいくための勉強は熱心に教えてくれますし、僕自身の努力不足は承知していますが。けれども教育・教育者というのはもっと大切なものだと思います。