4.あたりまえや
今の教育には、いま述べた二つだけではなく、まだまだ問題があると思います。
けれども、この二つを含む多くの教育の問題は、社会とは無関係ではないはずです。
学歴社会、能力社会と呼ばれるものもそうです。学歴がなければだめなのか、能力がなければだめなのか。
それは、障害児教育ともつながりはないでしょうか。なぜ、障害児教育がなおざりにされているのでしょうか。
「教育のしがいがないから」「しても役に立たないから」
「教育のしがいって何やろ」「何の役に立たないのやろ」こんな疑問をもって当然でしょう。
「教育って何のためやろ」「教育って何やろ」こんな疑問も当たり前でしょう。みなさんも何のためにと考えた事があると思います。
今の教育で都合のいい人が今の社会の強者となって今の教育をつかさどっているので、変えるのはしんどいことです。惰性のまま過ぎていくのが、しんどくないことですが、だからといってそのままにしておくのは、いいことではないでしょう。
当たり前のことを行動にうつすこと、それが今の僕の課題です。