彫刻家の佐藤忠良さんは、仏像の作用と反作用がすばらしいと話されていた。僕は、人生はバランスと考えている一人だが、単につりあいとしてのバランスではなく、動的な作用と反作用という緊張感を佐藤氏から教えられた。