この「あん入りかたやき」が現世に現れたる、いわいる誕生昭和五十五年五月十五日でございます。
ある日、空鉢山(くうはちざん)不動明王が忽然として、当店主森本昭三の夢枕にお立ちになり、伊賀名物「かたやき」の中へ「あん」をいれてみよ、とのお告げがございました。
なかなか至難なことでしたが、それを機に創意工夫を重ねた結果遂に従来の「かたやき」の風味をそのままに、形象も変わることなくより美味をまた「あん」を入れた全国でも全く例のない、当店の独創的「あん入りかたやき」が出来上がった次第です。
空鉢山は当店の北に位置し、戦国時代に織田信長に焼き討ちされた空鉢寺跡があり、現在は霊験あらたかな不動明王をお祀りしてございます。
「かたやき」は伊賀流忍者の携行食の一つと言われていますが、忍者、服部半蔵もこの「あん入りかたやき」を見れば、さぞ、びっくりする事だろうと会心の笑みを漏らす次第でございます・
何卒、幾久しくご賞味下さいますようお願い申します。
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