五月雨も瀬ぶみ尋ぬ見馴河
寛文十年(一六七十)二十七歳の作である
句意
見馴川はいつも見馴れた川だが、降りつづく五月雨に今日はすっかり水かさがふえてどこが河瀬かさぐらないと渡ることができないほどだ。そして五月雨の雨脚もその河瀬を尋ねるように川面をたたいている。
慈円の歌に「さみだれの日をふるままに水馴川水馴し瀬々も面かわりつつ」というのがあるが、この歌から連想し作句したのか?
句
ク
碑
ヒ
上野市岩倉 岩倉峡公園
上野市 下友生橋欄干
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