きてもみよ甚べが羽織花ごろも
寛文十一年(一六七一)二十八歳の作である
句意
きれいな花が咲いた。花見の衣装として甚兵衛羽織(甚平羽織)を着て花見にやって来いよ。
この句は句集「貝おほひ」の中にはいっているが、その「貝おほひ」は芭蕉翁がまだ宗房と名のっていた頃の処女作品であり、上野天神宮(天満宮)に奉納されたことで文学史的に意義があるものとされている。
句
ク
碑
ヒ
上野市 だんじり会館前
上野市東町 上野天神宮
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