老いの名もありとも知らで四十雀
元禄六年(一六九三)五十歳の作である
句意
 小さな可愛い四十雀であるが、その名に四十歳という中老の名前がついているなんて全く知らずに、座敷の外で呑気についばんでいる。
 元禄六年の沽圃、其角との三吟歌仙の一句である。
上野市 くれは水辺公園
MENU MENU1