中日新聞 2006年7月15日掲載記事より  HOMEへ

【伊賀】

全国の箸袋ズラリ800点 

下友田で石田さん収集品展示

 伊賀市下友田の作品展示場「コミュニティーC&D」で、全国各地の飲食店、駅弁の箸(はし)袋など趣味の収集品展が開かれている。16日まで。

 出展者は同市下郡の民生委員石田正樹さん(65)。旅行が好きで45年前から旅先の記録になると、箸袋を集めている。1964(昭和39)年設立の全国組織「箸袋趣味の会」にも発起人の1人として参加した。

 展示しているのは約800点。三味線やこけしの形の袋▽温泉マーク入りの袋▽「橋」の絵があるしゃれの効いた袋−のほか、びょうぶに、箸袋を張って日本列島を表現した絵が目を引いている。

 旅先では、ほかの物品も収集しており、会場では伊勢名物「赤福」のしおりや、世界各地のティーバッグの外袋など約200点も並んでいる。午前10時から午後5時まで。入場無料。

 (原田晃成)

全国各地の箸袋などが並ぶ趣味の収集品展=伊賀市下友田のコミュニティーC&Dで