伊賀上野での芭蕉作品集
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秋の季語を持つ句
名月の 花かと見えて 棉畠
読み:
めいげつの はなかとみえて わたばたけ
季語:
名月
詠年:
元禄7年(1694)
出典:
続猿蓑
句意:
広い綿畠一面に、熟しきった綿の実が白い綿を吹きだしている。それが明るく冴えた名月の光を浴びて、白い花かと疑われるほど美しい。
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伊賀上野 芭蕉生家無名庵にて