伊賀上野での芭蕉作品集
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秋の季語を持つ句
今宵誰 吉野の月も 十六里
読み:
こよひたれ よしののつきも じゅうろくり
季語:
月今宵
詠年:
元禄7年(1694)
出典:
笈日記
句意:
ここから吉野へは十六里を隔てるが、今宵の名月は吉野の山にも冴えていよう。今時分、どんな風雅人がその月を眺めているだろうか。
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伊賀上野 芭蕉生家無名庵にて