伊賀上野での芭蕉作品集
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春の季語を持つ句
春たちて まだ九日の 野山かな
読み:
はるたちて まだここのかの のやまかな
季語:
春立つ
詠年:
貞享5年(1688)
出典:
笈の小文
句意:
年が明けてまだ九日目の早春の野山は、冬の名残りを濃く残しながら、それでもどこかかすかに初々しい春の気配を漂わせている。
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伊賀上野 小川風麦亭にて