伊賀上野での芭蕉作品集
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春の季語を持つ句
山里は 万歳遅し 梅の花
読み:
やまさとは まんざいおそし うめのはな
季語:
梅の花・万歳
詠年:
元禄4年(1691)
出典:
真蹟懐紙(蕉翁全伝)
句意:
辺鄙な山里には万歳も遅い。正月も半ば過ぎて梅も花盛りを迎えた今頃、やっと来たことよ。元禄4年1年10日頃伊賀の郷里で詠む。
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伊賀上野 藤堂長定邸にて