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春の季語を持つ句
山路来て 何やらゆかし 菫草
読み:
やまぢきて なにやらゆかし すみれぐさ
季語:
菫草
詠年:
天和4年(1684)
出典:
野ざらし紀行(真蹟懐紙)
句意:
春の山路を辿って来て、ふと、道端にひっそりと咲く菫を見つけた。ああ、こんなところに菫がと、その可憐さにただ理屈もなく無性に心ひかれることよ。貞享2年3月、大和行脚につづく、京都から伏見をへて大津にいたる山路で詠む。
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京都から大津へ向かう道中にて