伊賀上野での芭蕉作品集
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春の季語を持つ句
春の夜や 籠り人ゆかし 堂の隅
読み:
はるのよや こもりどゆかし どうのすみ
季語:
春の夜
詠年:
貞享5年(1688)
出典:
笈の小文
句意:
春の夜、籠りの人が、灯明も幽かなお堂のほの暗い片隅で、黙然と祈りを捧げている。その光景は何ともいえず艶で、心ひかれるものがある。
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奈良県桜井市初瀬 長谷寺にて