伊賀上野での芭蕉作品集
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冬の季語を持つ句
初しぐれ 猿も小蓑を ほしげ也
読み:
はつしぐれ さるもこみのを ほしげなり
季語:
初時雨
詠年:
元禄2年(1689)
出典:
猿蓑(真蹟懐紙・色紙)
句意:
冷たさ一入の初時雨に蓑笠を着けて山道を行くと、しとどに時雨にぬれた猿が、俺も小蓑を欲しよと言いたげに、道端で寒そうにふるえている。元禄3年9月下旬に伊勢の山田から伊賀へでる山中で詠む『猿蓑』の巻頭を飾る。
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伊勢から伊賀へ帰る山中 長野峠にて