たたみのご紹介 創業明治35年 2人の1級畳技能士がいる店
畳は日本独特のもの 畳は大和民族が生み出した伝統的な作品で、平安時代初期からありますが、庶民に普及したのは安土桃山時代以降です。畳面をイ草という植物を使って、はり替えることによって、新しいものに生まれ変わるという、日本独特の風習は他の国では見られません。
たたみの歴史へ行こか
とにかく畳は体にイイ・・・・・
◎イ草やたたみ床は、お部屋の湿度を調節する働きがあります。
イ草やたたみ床には、お部屋の湿度が高いときは湿気を吸収し(畳1枚で500cc)、お部屋が乾燥してくるとイ草に蓄えた水分 を放出したりして、空気の湿度を調節します。
このため呼吸器系に優しく、汗ばむ季節にはベトつかず、サラッとしています。 戻る
畳は天然の空気清浄器・・・・・
空気清浄器てか
◎イ草が、室内の二酸化窒素(NO2)など窒素酸化物(NOX)を吸収して浄化します。
イ草には、二酸化窒素(NO2)など窒素酸化物(NOX)に対する浄化能力があります。大気汚染の主原因である二酸化窒素(NO2) は、車の排気ガス等から外気と一緒に室内に入りこんだり、室内でもタバコの煙をはじめ、暖房機器やガスコンロなどから発生する 窒素酸化物や複雑な有機化合物などの有毒ガスで汚染されています。
◎東京大学工学部の西村研究室のデータによると、畳の部屋では環境基準(0.04〜0.06ppm/D)の2倍のNO2を約2時間で吸収します。
◎このようにNO2の浄化能力を持つ植物で、現在分かっているのはイ草だけです。
またこの能力は、新しいイ草も古いイ草も、ほとんど変化がないということも分かっています。
◎イ草の香りは、心身ともにリラックスさせてくれます。
イ草には、心を安らげてくれるアロマテラピー効果が確認されました。
左の写真はイ草の刈り取り風景。 右の写真は1本のイ草の顕微鏡断面写真です。
い(ゐ)【藺】
イグサ科の多年草。各地の湿地に生え、また、岡山、広島、熊本などの諸県で水田に栽培もされる。高さ60〜120センチメートル。地下茎は泥中を横にはい、茎を密に直立させる。茎は円柱形で表面は緑色、内部に白い髄がある。葉は退化し、茎の下部にさや状鱗片となって付く。茎を刈って畳表、花むしろ、笠、草履などを作り、また、茎の髄は昔、灯心に使用。とうしんそう。いぐさ。《季語・夏》
イ草は二毛作地帯で水稲(米)栽培の裏作として栽培されている。3〜4月に稲のように植え付け、5月上旬に先刈りします。先刈りとは、穂先を思い切って切ることで、1株からの茎数を増やすためです。6月〜7月に刈り取りを行います。そして、水稲(米)の苗を植えていきます。
◎畳は家族の健康のために働いています。
ほんまやろか
畳のお部屋はオールマイティーな生活空間。
遊ぶときも、寝るときも、食事をするときもみーんな畳の部屋。
畳の強い弾力性は、歩くときに足の裏を刺激して健康な体を作り、背骨を正常な状態に保つ寝具としても見直されています。
高い耐久性や防虫対策に断熱性・防湿性がプラスされて、省エネ効果は抜群です。
畳に含まれるたくさんの空気には、余計な音を吸い込む吸音効果があります。
畳についてのQ&A・・・・・
◎畳って、どんな種類があるの?
健康畳 ・・・・・・・低農薬や有機肥料で栽培した稲ワラやイ草を原材料の自然素材。
抗菌スタイロ畳・・・・抗菌処理を行います、病院や福祉施設に納品の安全な素材です。
ダイケン畳・・・・・・ダイケン工業の床材を使用。他にも多くの建材メーカーがある。
デザイン畳・・・・・・円形や三角形、星型などお部屋のデザインに使われます。 参考
おき畳・・・・・・・・6帖ぐらいの洋間などに3畳ほどの畳を用途に応じて敷きます。
ヘリなし畳・・・・・・日本の伝統である「質素を旨とする」和室畳に使われます。
デニム畳・・・・・・・ジーンズ生地を使った現代感覚の製品です。
備長炭入り畳・・・・・炭は脱臭効果やマイナスイオン、遠赤外線効果に優れている。
カラー畳・・・・・・・赤、青、黄色など天然色素を用いたインテリア性豊かな製品です。
うす畳・・・・・・・・バリアフリーのためや洋室に敷くもので、室内の保温効果を高めます。
その他「ひのき畳」「竹林畳」「活性炭畳」「抗酸化畳」などがあります。 0595 (21)0593【電話はたたみのいぐさ】お電話ください。
特に健康と環境に配慮した住まいとして、畳が見直されています 戻る
◎畳って、何年くらいもつの?。
畳は、手入れの方法や使用頻度によって寿命が違ってきます。方法として<新畳>、<裏返し>、<おもて替え>の3通りがあり ます。
<新畳とは>
畳の上を歩いてぷかぷかしたり、、凸凹や隙間が気になってきたら、畳ごと新しいものに取りかえます。床下の風通しが最も大切です。2年に1度は畳をあげて、大掃除をすることをお勧めします。
<裏返し>
畳のイ草を裏返しして、畳表の裏面を利用をする方法です。 およそ4年から10年もちます。
最近は おもて替え、新畳が主流です。
<おもて替え>
イ草の畳表だけを新しいものに取り替えます。6年から12年が目安です。 戻る
◎畳って、いくらぐらいするの?・・・・・
畳は、イ草(畳表)や畳床、へりなどの材質によって、ランクがあります。
新畳 裏返し おもて替え 戻る
◎畳の手入れはどうするの?・・・・・
普通の方法 畳の目に沿って掃除機で丁寧に掃除しましょう。
賢い方法 新聞紙を十分水で湿らせます、固く絞って細かく砕いた新聞紙を畳の上にまきます。ほうきを使って掃きましょう。 ほこりが出ないで、とてもきれいになりますよ。昔の人の知恵ですネ。
風のあるお天気の良い日は、窓をあけてタタミをたたいて埃を追い出し、部屋に風を入れてください。
◎畳は湿気が禁物です。畳を長持ちさせるためにもカビ、ダニの発生を防ぐためにも、2年に1度程度の 畳の陰干しをしたいものです。
◎春と秋のよく晴れた日 畳を干す場所のない場合は、畳と床の間にビール瓶やジュース缶などを置いて、畳 の一方をあげて、風を通すだけでも効果があります。
◎シロアリ警報発令中・・・・・大掃除をしないので、シロアリが猛威を振るっています。 0595 (21)0593(代)【電話はたたみのいぐさ】お電話ください。