名酒商 株式会社ナガタヤ 三重県伊賀市西明寺623-1 TEL.(0595)21-0205 FAX.(0595)23-7805


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2010年 1月 1日(金) 謹賀新年

新年、明けましておめでとうございます。
本年もご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。

2010年 1月 2日(土) 仕事始め

昨日の元旦は、商品棚卸しの後家族7人全員で地元の神社へ初詣。
初詣は毎年決まって、荒木神社、敢国神社、岡八幡宮、上野天神宮へ。

おせち料理にお雑煮、伊賀肉、かに鍋、・・・ あ〜食った、食った!

あっという間の正月休みも過ぎて、本日から仕事始めです。
幸先よく開店するなり忙しく、次々とお客様がご来店。
やはりお正月は、皆様方いいお酒を買っていかれますね。

午後から嫁と子供達は、嫁の実家へお里帰りしたので私一人で店番。
私も閉店後には、嫁の実家へご挨拶がてらご馳走をいただきに名張まで。
これが、私の大好物ばかり用意してくれるもんだから楽しみで。
食べてばっかの贅沢三昧!
あ〜あ、メタボ街道まっしぐらや〜。

2010年 1月 3日(日) お正月モードも・・・

まだまだ皆様、お正月モードで気前が宜しいようで・・・
自前で何万円もするお酒を自ら選んでいかれるのだから有り難いです。
このお正月モードも長く続いてくれれば嬉しいのだが明日までくらいかな?

売り切れた商品も目立って、早速と発注しなければ!

明日からは、そろそろ業務用の年始の配達も期待してるんだが・・・。
新年会もどうでしょうかね〜?


今日もウチの子供達は嫁の実家に預けているので夜は静かです。
「し〜ん」 として怖いです!

2010年 1月 4日(月) ワインも二十歳!

もう来週は、成人の日ですね。
今年新成人になられる方は、1989年〜1990年生まれ。
二十歳の御祝に生まれ年のワインで乾杯って粋ですよ!
また、プレゼントにも慶ばれます。

毎年この時期になると、新成人と同じ20年の熟成を経たワインの注文が
全国から結構寄せられますから豊富に品揃えしています。
品質も全て、当店のワインセラーで管理しておりバッチリです!

価格もピンキリですが、 2800円 から 23000円 までとなっております。
  
  シャトー ラグランジュ 1990 … ¥17800
  シャトー コス・ラボリー 1989 … ¥12000
  シャトー グラン・ピュイ・ラコスト 1990 … ¥22000
  シャトー ラ・ガフリエール 1990 … ¥15000
  
  シャトー シャス・スプリーン 1989 … ¥17800
  シャトー ギロー 1990 白甘口 … ¥15000
  シャトー ル・トレフォン 1989 … ¥2800
  ニコレッロ ロエロ・スペリオーレ 1990 … ¥3980
  
  バルバレスコ・リゼルヴァ 1990 ニコレッロ … ¥9450
  ニアシュタイナー・ペッテンタール 1990 白甘口 … ¥3600
  ニーデルハウザー・フェルゼン・ステヤー 1989 白甘口 … ¥3600
  
  シャトー ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド 1990 … ¥23000
  オークセイ・デュレス 赤 1990 ドラグランジュ … ¥4980
  ボーヌ 「クロ・デ・フェーヴ」赤 1990 シャンソン … ¥6800
  シャンベルタン 1989 レイモン・ローネイ … ¥19800

お〜、飲みて〜!
1990年は、当店が現在の地に移転オープンした年でありまして
当店舗も二十歳って事で、祝いにどれか一本開けるとすっか!
あれから、もう20年が・・・。 
早くね〜ぇ ??

2010年 1月 5日(火) 次々と夢を現実に!

今から27年前、「これからはコンピューター時代だろう!」と早々に決意。
念願の企業へ就職して東京と大阪でコンピューターのシステムエンジニア
として充実した毎日を過ごしておりましたが・・・。

家業の酒屋も、両親が元気なうちは任せて後は長男が継ぐだろうと・・・。
それから数年後には母が肝臓病で入院し、親父が足を痛め経営の危機に!
本来、私は次男であって家業の酒屋を継ぐ気は全くありませんでした。
東京に居る兄と酒屋の後継ぎで相談した結果、私が継ぐ決断となって。

現在も同じでしょうが、当時のコンピューター業界は日進月歩が凄まじく
進んでも進んでも出口の見えない暗いトンネルに入った精神状態となり
実際その場から開放されたい自分の姿があったのです。

継いだ酒屋は、昔ながらの立ち飲み客しか来ない小さな酒屋でした。
どうせ酒屋を継ぐなら、もっと通りの良い場所へ移転したいと決意!

現在店舗隣のテナント5軒は以前から所有しており、向かいはスーパーで
集客力のあるこの地に建てようとバブル絶頂期での高値で土地を買い足し
どえらい借金(約1億)で現店舗に晴れて移転オープン。
ホンマ、何もがええ時代でした。
毎日毎日、面白いほど売れに売れて売上げも鰻上りでしたが・・・

バブル経済崩壊!
向かいのスーパーが破綻!
酒のディスカウントショップ、スーパーが安売り!
コンビニの参入!

経営改善を何度も繰り返し、やっとこさ今日まで何とか来れました。
借金返済も後残り僅かとなりました。 (油断禁物ですが、やれやれ)

現在まで夢を追いかけ邁進してきました。

次の夢ですが、 
 其の@ 嫁の実家にジェットバス付きログハウスの別荘を建てる
     一週間の内、木曜から日曜日までの4日間だけ商いをして・・・。
     月曜から水曜日までを3連休にして別荘で自給自足生活。
     薪ストーブがあって、テラスがあって、書斎があって・・・
     (これなら、3千万程度で出来るが休む余裕がね?)

 其のA 隣のテナントビルを建て替え
     1階部分を駐車場にして、2階、3階部分がテナントで
     4階以上はマンションで・・・。
     (これは、2億以上必要でしょうな?)

 其のB 現役引退後に世界放浪の旅!
     (それまで健康で元気な身体を維持できるかが心配だ?)

宝くじで3億円当たらんかな〜?
そろそろ人生設計を、しっかり考えやんとな・・・

2010年 1月 7日(木) 今日は散髪屋さん?

今日は、新年のご挨拶に蔵元さん、問屋さんが次々と・・・。
子供達は明日から、新学期が始まるので息子二人の散髪でチョキチョキ。
私は、他人にされるのが嫌で自分の散髪も自分でしています。
2ケ月に1回の割合で、もう散髪暦20年のキャリアです!

私だけの散髪代を計算しても、バカになりませんね。
  1回の散髪代が (¥3000) だとしたら
  ¥3000 × 年6回 × 20年間 = ¥360,000
それに息子二人の散髪代と思うと、可也の節約でんがな !!

その分、小遣い増やして貰わんと・・・


昨日の定休日は、嫁と息子を連れてダイヤモンドシティ橿原アルル店へ
午後から行ったんですが、ゆっくりと見て回る時間が無くていそいそ買物。
商品も豊富で何でも揃ってるし、初売りセール中で思わず衝動買い!
久しぶりの買物で、ストレス発散ですわ! (自己満足)

2010年 1月 8日(金) ブルーベリー グリューワイン

こんな寒い日は、あったか〜いホットワインを飲んで暖まりましょう!
この季節になると、毎年よく売れるヒット商品の紹介です。
今回から、味とラベルが少しリニューアルされました。
   
   ドクターディムース 「ブルーベリー」グリューワイン 750ml
    (原産国:ドイツ、アルコール度数:8.5度) ・・・ ¥1300

このブルーベリーのホットワインは、やや甘口の味わいで誰もが飲みやすく
マグカップに入れて電子レンジで1分で出来上がり。
後は、 ふ〜ふ〜 して飲むだけ・・・。
マグカップ一杯で身体がポカポカ芯から暖まり、ホ〜ッと疲れも回復します!

ブルーベリー果汁をベースに造ったワインに、ハーブやシナモン、スパイス系
の香りが調和されており、温めると凄く美味しく楽しめます。

寝る前に飲んで頂くと、芯から暖まって朝までぐっすり。
女性から年配の方まで幅広く大人気です。

2010年 1月 9日(土) 第61回伊賀乃酒薫会 開催決定!

次回の「伊賀乃酒薫会」が2月14日(日)に開催決定しました。
特別企画としまして、清酒「三重錦」醸造元の中井酒造場さんの蔵見学を
させて頂きます。
   
厳寒の吟醸酒造りの真っ最中ですので、貴重な場面も視れるかと思います。
蔵見学の後は、居酒屋「しんちゃん」へ場所を移して温かい鍋料理を囲んで
しぼりたてのお酒を存分に飲んで楽しみましょう。

2月14日のバレンタインは 「チョコ」 より 「猪口」 ですよ!

2010年 1月10日(日) 冷蔵庫のリース契約

現在、店で使っているビール、チューハイ等用の4面ウォークイン冷蔵庫と
どぶろくや日本酒の生酒を保管する倉庫の氷温プレハブ冷蔵庫が老朽化し
この2台を新しい冷蔵庫に替えるため、新たなリース契約をする事に。

      

冷蔵庫や酒セラー全6台のリース代だけでも月々15万円も要ってるんです。
おまけに電気代も馬鹿にならんし !!
商品の品質管理を考えると、これは必要ですから削る訳にはいきません!
品質管理を一番に考えてますから、同じ酒でも当店の酒は旨いはずです。
そこが、値段だけじゃないところ。

まだ壊れてないので使えるのですが、いつ壊れても可笑しくない状態だし
また古い老朽化した冷蔵庫は電気代も掛かり、今の冷蔵庫はインバーター
とやらで電気代も少し節約になるらしいですが・・・。

今の時期なら入れ替え作業も倉庫と冷蔵庫中も温度が変わらんから比較的
容易に出来るが、夏場は冷蔵庫無しで商売できませんからね。
今月末頃には入れ替え作業で、お客様にご迷惑を掛けますがお許し下さい。

リース契約期間がやっと満了した頃に、壊れる心配の冷蔵庫、
いつまで経っても終わらんリース契約になりそうですね。 (リース地獄)

新年早々に冷蔵庫も新しくして、気分一新で頑張りますわ!

2010年 1月11日(月) 「若戎 立春朝搾り」 予約受付中!

立春の日(2月4日)の早朝に搾ったお酒が、その日に飲めるんです!
毎年好評の 「若戎 立春朝搾り」 純米吟醸生原酒
    
  若戎 「立春朝搾り」 純米吟醸生原酒  720ml … ¥1575
                           1.8L瓶 … ¥3150

  只今、ご予約受付中です。 (申し込み締め切り日:1月27日まで)
  ★ このお酒は、たったの全国19店舗のみの販売となってます ★

もう彼是10年ほど続けて販売させて頂いておりますが、年々人気も上昇!
私達販売店も、眠い目を擦りながら深夜早朝に若戎酒造さんへ集まって
ラベルを貼ったり、箱に詰め梱包したりのお手伝いをして各自予約分を車に
積んで持って帰ります。
だから、その日に搾ったお酒がその日に飲めるって訳です。
酒蔵でしか味わえなかった超フルーティな吟醸香と、フレッシュで躍動感
あふれるピチピチとした味わいが楽しむ事ができます。

この「立春朝搾り」は、ただ新鮮なお酒だけではありません!
大村神社の神主さんに、「無病息災」、「家内安全」、「商売繁盛」を祈願し
お祓いを受けた、すご〜くお目出度いお酒なのです。

こちらのサイト、「立春朝搾り」の酒造りのエピソード等を紹介しております。

お申し込み締め切りは1月27日ですので、お忘れなく!
立春まで、今暫らくお待ち下さいませ。

2010年 1月12日(火) 玄米食の効果

昨年の11月から始めた玄米食ですが、効果も抜群で覿面です!
家族全員が白米より玄米の方を好んで食べるようになり・・・
玄米を美味しく炊くのに専用圧力鍋で火を点けたり消したりの手間と
炊き上がるまで1時間半も掛かる事がネックですが。
玄米も普通の電気炊飯器でも炊けますが美味しくないですからね。

鍋料理の後、玄米を使って雑炊をすると最高に旨いっすよ。
これなら、満腹でも食べたい! (直ぐ出ますから安心)

何よりも、「お通じ」がスンゴク良くなって!
おなかいっぱい食べても、直ぐに出ますからお腹もスッキリします。
毎日の半身浴で身体が少し脱水状態となり、お通じも悪いでしたが
玄米食を始めてからはお腹の中も快調となってますね〜。

一度始めると止めれない玄米食!
もっと早くから始めていれば・・・。

2010年 1月14日(木) 源乃丞 3酒造年度飲み比べ

毎年、中井酒造場さんに依頼して造って頂いているオリジナル地酒で
当店創業者「源乃丞(げんのじょう)」と言う名の純米吟醸酒があります。
   
   源乃丞 純米吟醸 無濾過生原酒 720ml詰め … ¥1780
    (奥から 平成19年、平成20年、平成21年酒造年度)

実はこのお酒、搾る前に自然に流れ出る「なかだれ」と言う部分だけを
直接ビンに詰めた淡く濁った発泡性のある活性純米吟醸生原酒です。
現在販売している「源乃丞」の酒造年度は、平成19年度と20年度と
21年度の3種類の酒造年度が揃っております。

当然、平成21年酒造度は年末に搾ったばかりですので、フレッシュで
ピチピチとした口当たりですが、まだまだ味わいは荒々しくてシャープ!

ですが、平成20年酒造年度は氷温冷蔵庫(−5℃)一年熟成によって
スンゴクまろやかな味わいとなり、活性の炭酸ガスもお酒に溶け込んで
キメ細かい柔らかな口当たりになってます。
綺麗に溶け込んだ炭酸ガスが残っており、爽やかさも抜群ですよ。
また、開栓時にはジュワジュワ〜っと澱が舞いますので要注意!

平成19酒造年度は、更にまろやかで美味く綺麗に熟成しています。
炭酸ガスを含んでいるためか、全く「ヒネ香」は感じられず、口の中で
トロ〜りとしたコクと、炭酸ガスのぷちぷちとした舌触りが楽しめます。
この19年度は、私の研究実験に後5年程は熟成に取って置きますので
どうしても欲しい方だけには販売させて頂きます。 (残り6本ですが)

同じお酒でも酒造年度や熟成によって、こんなに味が違うなんて・・・。
氷温熟成による、まろやかさと醍醐味が味わえます。

ワインだと、皆さんよくご存知で飲み頃に熟成された商品を選ぶのに
日本酒だと、年度の新しいのから買って行くのは 何故?何故??

ほとんどの地酒蔵は、秋から春にかけて厳寒の時期だけ酒を醸造して
冷蔵庫や貯蔵タンクで保管しながら、年間を通し販売されます。
日本酒の日付表示は酒を醸造した日付では無く、貯蔵タンクからビンに
詰めた日付を表示しています。
「しぼりたて」以外のお酒は、貯蔵タンクや冷蔵庫で半年から1年以上
熟成させてから、ビンに詰めて出荷されているのです。
高額なお酒になるにつれ、3年から10年以上の長期熟成を経ています。
また、どんなお酒でも熟成すると美味しくなるとは限りませんよ!
あ〜、難しい。

日本酒は奥が深いから、理解するまで時間が掛かりますね!

取り敢えず、飲んでみる事から・・・

2010年 1月15日(金) 義左衛門 「中汲み」 第1弾入荷

人気の、「義左衛門 中汲み」 第1弾が入荷してきました。
お酒のモロミを搾る際、圧力を掛けず自然に流れ出た中汲みを詰めた
個性溢れる味わいが楽しめる、そのままの義左衛門なのです。
雑味が無く、澄み切った透明感のある味わいで、味と香りが調和した
最も美味しい部分が「中汲み」です。
それぞれに使う酵母の名前(WK●●)が付いています。

   
     若戎 義左衛門 純米吟醸 中汲み 特別限定酒
       ( 1.8L … ¥3150 / 720ml … ¥1580 )

今回入荷しましたのは、「WK36」と「WK66」の違った酵母を使って醸された
義左衛門の中汲みシリーズです。

「WK36」…協会7号系酵母を使った穏やかな香りで、料理の邪魔をしない
       おとなしい味わいは、食中酒としても最適です。
「WK66」…協会10号系酵母を使った、とってもフルーティな味わいが特徴で
       華やかな吟醸香が心地よく、初心者でも美味しく飲めそうです。

同じ義左衛門なのに使う酵母によって、香りと味わいの個性が全く違います
から飲み比べても面白いですよ。

今月はこの2種類ですが、4月までは毎月各種限定入荷します。
限られた数量しか詰める事が出来ない貴重な、「幻の義左衛門」。
期待を裏切らない逸品です!

2010年 1月16日(土) えぇ〜、もう老眼?

他人事のように思っていた「老眼」が・・・
遠くを見ていて、ふと手元を見ると文字がボヤ〜ボヤ〜っとして焦点が
合うまで時間が掛かるのは、もしかして老眼の始まりか?
小さな文字を読んでいると、気分がイライラして肩がこるような。

近視だと、老眼が来るのは遅いと聞いていたが・・・
えぇ〜、もう来ちゃったの?

いや、いや! 目が疲れてるだけや。
睡眠不足が続いているせいだろう。
そう思いたい!

まだこの歳で、「老眼」って言われると抵抗あるよな〜
「老眼」って呼び方、止めんか! (老人みたいやん)

2010年 1月17日(日) 先ずは地元の地酒を売らんとなっ!

先代の親父が酒屋をしていた頃、地酒と言えば森本仙右衛門商店の
「黒松翁」だけで、他の地酒は何一つ扱わず商売を営んでました。
今思えば有無を言わさず、これ一つで通して来たのがスンゴイ!
今でもですが八方美人が嫌いで、とことん頑固な親父でしたからね。

それで私が酒屋を継いだ20年前から、徐々に他の地元地酒蔵様との
お取引も開始させて頂き現在に至っております。

他にも全国各地の地酒を品揃えしておりますが、私の考えとしまして
先ずは地元の酒を売って、地元の蔵元様との太い信頼関係を得てから
でないと地方の地酒を売るのは気が引けます。

当店での日本酒販売構成比を視てみると、伊賀酒が75%で残りの
20%が全国各地の地酒で、5%が大手の灘酒となってます。

地方の地酒を主に商売してたら、地元の蔵元様に嫌われますからね。
地元があってこその商売ですので、地元で嫌われたら終わりです。

こんなに美味しい酒を醸す地酒蔵が揃い密集しているのは伊賀だけ!
また原料の地元米も素晴しく、コストパフォーマンスが高い酒も多く
新潟なんかにゃ負けてませんよ!

伊賀の蔵元も世代交代で若返り、品質もどんどん向上していますが
一方では時代と共に淘汰され、これ以上は・・・
誇りを持って、もっと伊賀酒の拡売に努める次第です。

地元がもっと元気にならんと・・・

2010年 1月18日(月) 生姜が流行か?

最近、生姜が流行りか生姜を使った食品を多く目にします。
お酒も、生姜味が出て来ます。
   
   【 ジンジャー酎 ステラ ハーフ・ムーン 20度 】

あのウイルキンソンの辛いジンジャエールを想わせる味わいと香りで
当たり前ですが、やっぱ生姜が利いてます。
ストレートで舐めるように飲むと、唇と舌がピリピリと感じます。
なんかこれ、癖になる味やな〜 

飲み方も、面白い提案が考えられるぞ!
炭酸水で割るとスッキリするが甘さ加減も少し薄くなってしまう。
トニックウォーターで割ると、スゥ〜スゥ〜感とピリピリ感が楽しめて
甘さも丁度ええ感じです。
ウイルキンソンのジンジャエールで割って、ダブルジンジャーも面白い。
その他に、お湯割りやオンザロックも・・・

生姜には身体を温める効果と血行を良くする機能があって、
同じ効果がアルコールにもあるので、効き目は二倍!二倍!

ゴクゴクとは飲めんから、お口直しや気分転換に一杯どうぞ。
この地域での発売は、まだ少し先(2月中旬)になりますが話のネタにも
是非飲んでみて下さい。

飲みたくて生姜ない?  そんな酒です。

2010年 1月21日(木) 11年前の酒が実に旨い!

生酒用の氷温冷蔵庫を整理していると古い試飲サンプルの飲み残しが
奥から次々と出てきました。 (100本以上は有ります)

試飲のサンプルを頂くと先ずは直ぐに味を確かめるのですが、熟成すると
味がどのように変化するのか研究用に大切に全て保管しております。
今となっては貴重な宝物!

中には長期の熟成に耐えられず劣化したお酒も有りますが、殆どの場合
美味く熟成されて旨味とコクが増し、まろやかになっています。

11年前のお酒も出てきて、味を確かめたのですが・・・
   
   【純米酒 るみ子の酒原酒 平成10年酒造年度】
   日本酒度:+12、 酸度:2.1、 アミノ酸度:1.7

今飲んで実に旨いです! なめらかで抜群に旨味が膨らんでいます。

実はこのお酒、当初の感想では強烈な渋味を感じて飲み辛い記憶が
11年を経てやっと渋味と角が取れ丁度飲み頃になった感じですね。
(何十年と先の味を見込んだ利き酒能力が要求されますな〜)

欲しくても、もう既に売り切れてしまい蔵元にも残っていないだろう。

だから日本酒は面白いんや!

2010年 1月22日(金) チリ・ピノにうっとり!

職業柄、頻繁にワインのテイスティングをしておりますが・・・
これほどコストパフォーマンスが高く、驚かされたワインは久々です。
   
   【コノスル 20バレル リミテッドエディション ピノ・ノワール】
      2007年 チリ産赤ワイン 750ml … 二千円台

大振りのブルゴーニュグラスに注ぐと、グラスから溢れんばかりの香りが
立ち上がってきます。 
今までのチリ産ピノ・ノワールならば独特の風味と樽香でニューワールドと
ハッキリ解かりましたが、こいつは少し違う?

   デキャンタに移し、少し時間を置き
     「ロマネ・コンティ の 2005年」 です!  な〜んて
   言われれば凡人なら騙されそうで・・・。 (値段は何百倍と違うが)

だって、「ロマネ・コンティ」の味を知っている人なんて限られてるし・・・。
疑うだけで絶対に違うとは断言できないでしょう!
そんなブルゴーニュらしい気品ある香りが、ムンムン漂っています。
きっと後10年ほど熟成させれば、とんでもないワインに成るだろう!

騙すのは善くないですが、簡単に騙せそうです。
お気を付け下さい!

2010年 1月23日(土) 今年は日本酒が・・・

晩酌に日本酒を飲んでいた方でも、焼酎ブームで焼酎に流されたが
また日本酒に戻る傾向が・・・
最近では、日本酒の人気がグングンと上昇しております!

だからと言って全ての日本酒が伸びているのではありません。
一般の普通酒(上撰・佳撰)や低価格酒は年々減少してますが、
特定名称酒と呼ばれる 「純米酒」、「純米吟醸」、「純米大吟醸」で
純米系ばかり本物志向の日本酒がもてはやされている現状です。
特に、搾ったままで味の調整をしない純米無濾過生原酒が人気。

 味の嗜好も 「淡麗辛口」 から 「濃醇旨口」 へ。

焼酎では物足りなく、じっくりと味わいを求める時代に・・・。
今年こそ!

2010年 1月24日(日) やりがい!

儲かる商品よりも、品質が良くて美味しい物だけを扱いたい!

全て私が実際に味を確認して、自信と責任の持てる商品をお客様に薦め
その商品の価値観が共有できましたらならば、そこからは信用が生まれ
信用で結ばれたお客様とは、親密で不動な営みとなっていきます。
価格で競争しても、お金だけで結ばれた関係なら何時かは途切れてしまい
安く売られた商品もですが、自店の発展にも繋がりません。

売れる売れないは別にして、売りたいものを見極める力が必要です。
また、売りたいものが売れるとやりがいを感じ自身の機動力となります。

先ずは、自分を磨くことから・・・  ぼちぼちと。

2010年 1月25日(月) えっ! 間違えそうや

こんな兄弟のような酒があったんだ?
びっくらこいた〜! 

   八兵衛さんと五兵衛さんのツーショット
   

   この二種類のお酒、どちらも三重県産酒で
      「酒屋八兵衛」 … 元坂酒造(株) 多気郡
      「酒屋五兵衛」 … 寒紅梅酒造(株) 津市
   と、製造元は違います。 (もしかして親戚?)

酒屋五兵衛は、今日初めて知って驚き! 驚き!!
へぇ〜!、あったんだ〜。

ラベルも何となく似ており間違って買いそうですね?

全国探せば、「酒屋九兵衛」も・・・。

2010年 1月26日(火) 兄弟喧嘩

毎日、些細な事で始まる兄弟喧嘩。
やはり一番の原因は、お菓子の取り合い。

   (解かる、解かる!)

どうしても、泣いてる次男を庇って
長男を怒ってしまうのは何故だろう?

こんな時、次男は得だね! (涙が武器で)
私も次男でしたので、次男の気持ちはよう解かる!

まあ、兄弟喧嘩も今だけや。 
怪我せん程度に思う存分やりたまえ!
日増しに増える、床や壁の傷跡。

大人になったら、ええ想い出となるだろう・・・

2010年 1月28日(木) ウヰスキーがお好きでしょ〜♪

昨年からウヰスキーのソーダ割りがブームとなりウヰスキーの消費も
僅かながら増えてきております。

国産ウヰスキーの品質は本場スコットランドにも負けない程に向上して
ウヰスキー愛好家やコレクター向けの超限定モルトが人気です。

昨年末に、ニッカウヰスキーから3500本のみ限定発売された商品で
   
   【 ニッカ シングル・モルト 余市 1989年 … ¥21,000 】

値段も値段ですが、それ以上に楽しませてくれます!
北海道の大自然が育んだ最高のシングルモルトウヰスキー。
グラスに注ぐとヘビーなモルトの香りが洪水のように広がります。
レーズンのようなシェリー樽の甘味が感じられるが、ピート香が際立ち
潮の香りも感じられ、後口はドライで素晴しい余韻へと続きます。

最後のメーカー在庫を買い占めました。
今を逃すと二度と手に入りませんから・・・。

国産モルトウヰスキーを極めた絶品中の絶品です!

2010年 1月29日(金) 懐かしのウヰスキーコレクション

昨日ご紹介させて頂きました「シングルモルト 余市 1989年」も
お陰様で全て完売となり有り難うございました。
スンゴイ反響です。 プレミアムウヰスキーも侮れませんね!

今日は懐かしのウヰスキーコレクションを紹介します。
1980年代に発売された数量限定ウヰスキーで
今は幻の、「ワイルドターキー セラミックエディション」!
このセラミックボトルの中には750mlのウヰスキーが入ってます。
(中身のウヰスキーは、どんな味になっているのか心配)
5種類のアイテムが揃っております。

   
   発売当初は¥25,000でした! (現在は¥?????)非売品
   

現在ではオークション等でしか手に入れる事が出来ず、出品されても
結構な高値で取り引きされているようですね。

発売当初から売り物ではなく、てっきり飾り物だと思われ現在まで・・・
完全な飾り物と化してます!

コレクターには堪らない代物なのでしょうが・・・。

2010年 1月30日(土) 深夜の苦情電話!

昨日の深夜3時ごろ、トゥルル〜トゥルル〜と電話のコールが。
ビクッとしますよ! (何事や!)

電話に出ると、

  「今日の配達まだですか?」 ・・・ ?

えっ! もしかして注文の聞き忘れ・・・
「スミマセンが、どちら様でしょうか?」の対応に対して

  「こっちは待っとるんや、早く配達してくれ!」  ガチャッ

家の電話にナンバーディスプレイは付いておらず、
誰だ、誰だ? 声にも聞き覚えがなく?
今日の電話受注書を見直すが、聞き忘れは無さそうで・・・
イタズラ電話か、間違い電話か?


そして深夜4時、再び電話が・・・。

  「オィ、何時まで待たすんや!」 と可也のお怒りモード

「何処へ電話かけてますか」

  「えっ・・・、新聞屋さん違うの?」 って 

「違いますが!」  いい加減にせえよ!

  「すんまへ〜ん」  ガチャッ

ホンマ、「すんまへ〜ん」 で済まへんで〜〜〜〜え。 非常識な!!
非常に迷惑な深夜の間違い電話。 

あ〜眠むい。

2010年 1月31日(日) 結果オーライ!

今年になって世間の良いニュースはなく、身近からも悪い話ばかり!
工場閉鎖、企業撤退、人員削減、給料カット 等など・・・
この先、どうなるのか?

夜の街も人は疎らで、ひっそり静か。
だからと言って指を銜えて見ているだけでは進歩もなく落ちる一方。

政府や人に頼らず、自分と打開策を考えて前に進まんと!
ただ、負けん気と根性だけですが・・・

今月も何とか、結果オーライ! (いつまで続くやら?)

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