会長所信

会長 木津八右衞門

 
上野東ロータリークラブは、会員相互の友情と崇高な奉仕の理念で成長し歴史を刻んでまいりました。そして本年度は創立45周年の節目を迎えることとなります。これまでクラブの礎を築き承継いただいた先輩諸兄に心から感謝と敬意を申し上げます。
私が入会した25年前を振り返ると、会員数も60余名と多くの諸先輩のなかで、大変厳しい100%例会に出席して多くのことを学び、奉仕を実践し親睦活動で絆を深めさせていただきました。いまだに若輩者ではございますが一年間どうぞよろしくお願いいたします。
さて本年度は更なる成長と来る50周年に向けたスタートの年と位置づけ大きく組織改革を行いました。先ずは会員組織強化部門とクラブ運営部門を統合しクラブ内部の充実を図ります。次に奉仕部門と財団部門を統合し更なる地域貢献を目指します。4部門から2部門に改革したことにより、各委員会の議論が活発になり会員とともにクラブが成長することに期待いたします。
またロータリーの公共イメージを向上させるため広報委員会を拡充しました。時代の流れに沿った情報発信と会員相互の情報共有を得るためのツールとしてSNSの活用をはじめ、45年間の膨大な資料をデーター化して来る50周年の準備を進めてまいります。
 俳聖松尾芭蕉の俳諧論書である去来妙の一節に不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならずとあります。伝統を守りながら不易流行の精神で新しい挑戦を続けましょう。
 結びにあたり本年度のスローガンを「八紘一宇」とさせていただきました。この地球上に存在する民族が、あたかも一軒の家の中に住むように、皆仲良く暮らすというもので世界平和の理想を掲げました。会員の皆様のご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。