コア電圧別 動作周波数最高値 [MHz]

CPU (FC-PGA) 1.50V
注2
1.55V 1.60V 1.65V 1.70V 1.75V 1.80V

PentiumIII 500EMHz
Q001A081-0305 SL3R2
Malay '99
(100MHz×5,1.60V)
注1

707.0
[141]
注3
720.4
[144]
733.8
[146]
747.2
[149]
756.2
[151]
765.1
[153]
774.1
[154]

PentiumIII 500EMHz
Q951A085-0015 SL3Q9
Maley '99
(100MHz×5,1.60V)

693.5
[138]
715.9
[143]
733.8
[146]
751.7
[150]
774.1
[154]
778.6
[155]
778.5
[155]
PentiumIII 600EMHz
7008A045-0671 SL3NL
Philippines '00
(100MHz×6,1.65V)
773.2
[128]
789.3
[131]
805.4
[134]
816.1
[136]
826.9
[137]
- 826.9
[137]
PentiumIII 600EMHz
3015A233-0267 SL3XU
Costarica '00
(100MHz×6,1.65V)
880.6
[146]
912.8
[152]
945.0
[157]
966.5
[161]
998.7
[166]
1015
[169]
-
PentiumIII 667MHz
L018A317-0069 SL3XW
Malay '00
(133MHz×5,1.65V)
841.2
[168]
注4
845.7
[169]
- - - - -
PentiumIII 700MHz
7036A300-0084 SL4CH
Philippines '00
(100MHz×7,1.70V)
870.7
[124]
902.0
[128]
927.1
[132]
964.7
[137]
989.7
[141]
1009
[144]
1021
[145]
  1. (注1)(・)内の数値は,インテル社が定めた使用時における FSB ×倍率,及び CPU コア電圧の定格値である。
  2. (注2)CPU コアへの供給電圧の BIOS 設定値を表す。マザーボード実測値は,設定値よりも約 0.05V 低い。
  3. (注3)上段は WCPUID を用いて測定された CPU動作周波数を表す。下段 [・] 内の数値はマザーボード FSB の BIOS設定値を表す。
  4. (注4)167MHz 以上の FSB では動作が不安定であった。
  5. 表中のハイフン - は,未確認を表す。

こねくとみの考察

  1. どの FSB100MHz 対応 CPU でも,定格電圧で FSB133MHz 動作する能力を持っていることが確かめられた。
  2. 500EMHz の2個は同じ製造バージョンの(同じ製造技術で作られている) CPUである。ただし, SL3R2 がリテール品で,SL3Q9 がバルク品である点だけが異なる。従って,電圧別の動作周波数も似通った結果となった。
  3. 600EMHz では,SL3NL よりも SL3XU の方が新しい製造バージョンの CPUである。電圧別動作周波数を比較して見ると,新しく改良された製造技術で作られている SL3XU の方が,より高い周波数で動作することがわかる。
  4. 600EMHz の SL3XU と 700MHz の SL4CH のコアは,設定電圧ごとにほぼ同程度の周波数で動作した。高速なメインメモリを用いれば,高FSBで動作させる 600EMHz CPU のパフォーマンスが期待される。

動作判定基準

 プログラム スーパーπ による円周率 104万桁計算完了でもって,動作確認済みとする。ただし,104万桁の計算結果を点検していないので,スーパーπの設定計算精度範囲内で正確に円周率が求められたかどうかは,定かでない。

動作試験環境

マザーボード: Epox EP-BX6SE
マザーボードI/O電圧: 3.40V (EP-BX6SE標準)
CPUカード: Asus S370-133
CPU冷却: CoolerMaster 風神3 または AMO V60-SE
メインメモリ: SD-RAM PC133 CL2 Micronチップ搭載
メモリ設定: 3-3-3
OS: Microsoft Windows2000 Professional

システムの詳細はここで。

警 告

 オーバーする,つまり超えるとは,ハードウェアベンダーの動作保証の範囲を超えた使い方をするということでもあります。 例えここで得た情報を元にオーバークロッキングを試みて,損害が発生し賠償責任が生じたとしても,オーバークロッキングを試みたあなたご自身の責任となります。

 

 

 

 

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©こねくとみ 05/05/2001 12:19

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