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> 伊賀上野芭蕉史跡ガイド > 初瀬街道 |
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■ 初瀬街道 |
大阪・奈良方面と伊勢を結ぶ「初瀬街道」は、現在の松阪市六軒で伊勢街道から分岐し、青山峠を越え名張・室生を経て榛原で伊勢本街道と合流して長谷寺のある奈良県初瀬(桜井市)へと至る街道です。伊勢本街道が近道ながら山道が多いのに対して、初瀬街道は遠回りながら平坦な道が多く女性に人気の道だったそうです。現在の国道165号、あるいは近鉄大阪線に近いルートを通るこの道は、古代には壬申の乱の際、大海人皇子が名張に至った道であり、天皇に代わって伊勢神宮の天照大神に仕えた斎王が伊勢へと赴いた道で、長い歴史を持つ街道でもあります。
また、「おかげ参り」の善男善女が旅枕を重ねた道であり、この街道沿いには今なお、多くの名所旧跡が残っており『街道』の持つ魅力を感じとることができます。伊勢音頭の中に「明日はお立ちかお名残惜しや、六軒茶屋まで送りましょう。六軒茶屋のまがりとで、もみじのような手をついて・・・・・」と歌われ、六軒は昔お茶屋があったらしく、当時の賑やかさが感じられます。
▼芭蕉と初瀬街道
芭蕉は1684年の野ざらし紀行での大和への旅路、1688年「笈の小文」の旅で国見山兼好塚を訪ねる際など、奈良・吉野方面への往来に初瀬街道を利用したといわれています。 |
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薬師堂
(名張市蔵持) |
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夏見廃寺跡(展示館)
(
名張市夏見
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名張藤堂邸跡
(名張市丸の内) |
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